ここ数年話題になってた ”ちゃん系ラーメン” を食べてみたいなと思っていたのです。
2020年オープンの神田「ちえちゃんラーメン」を皮切りに、東京で瞬く間に増殖して、今や30軒近くが加盟する”ちゃんのれん組合”を構えるまでに至った一派。
バックには煮干しラーメンの凪がいるようで、リブランド的な動きでもあるようですね。

神奈川初上陸のちゃん系は高円寺「ともちんラーメン」の系列なんだって。
”ちゃん” じゃなくて ”ちん” でもいいのなら、そのうち ”たん” とか ”とん” とかも出てきそうだよな。
お店は駅前の目抜き通りに立地して、今なお行列が絶えない人気ぶりじゃんか!
ほぼ眠らない営業のようですし、新橋でも人気という殺伐立ち食いスタイルが、この川崎のどうしようもない雰囲気とズバビタにハマっており、ご当地では一過性のブームにとどまらないんじゃないかという手応えを感じます。

丼へ溢れんばかりに注がれた澄んだスープに、ツルツルの平打ち麺。
切りたてのチャーシューがたっぷり乗って、ライスを無料で付けてくれるお店も多いのが、ちゃん系の特徴のようです。

お味は喜多方ラーメンを、更に現代的に俗っぽくしたようなイメージかな?
お味的にはことさら印象に刺さるというか、後を引く感じではないのだけど、その分、万人にとっつきやすく、食べ飽きないようになっているのかも。
なにより、このボリューム感!
たっぷり食べてお腹が満たされるとこが、エンゲル係数バク上がりな世相にウケてるんだろうなぁ。
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