戦後、布引町で創業して以降、神戸っ子に愛されてきた「イスズベーカリー」

らしからぬ構えの本店なのよね。
いや、もともと大きくはない店舗だったように記憶しているのだけど、斜向かいにあった本社工場が兵庫に移転して、本店も同時期の再開発を経て新築ビルの1Fに収まったという経緯みたいです。
どっちかっつーと、「一貫楼」の斜向かいにある元町店の印象が強いかな。

名物のトレロン。
細長いフランスパン生地の中にソーセージと粒マスタードが仕込まれたパンなんだけど、”très long”という名前の通り、1本の長さが70cmもある超ロングサイズなんだよね!
中の粗挽きソーセージもわざわざ長いものを特注しているんだってさ。
店頭では1/6なり、1/12なりにカットした袋詰めも売っているので、ちょこっとつまむには都合がいいのです。

かじり応えのあるフランスパン。
香ばしいウインナーは油っけを抑えつつプリッと噛み切りやすい薄皮で、粒マスタードのアクセントもほどよく効いております。
なるほど、冷たいままでも食えるようにはなっているのだけど、表面をカリッと焼くと更に旨くなるらしいのよ!
なお、長いままを買うのがロコのスタイルらしく、すっげー心が揺らいだんだけど、食べきれないなって正気に戻ったわ。
でも、いつかかじり歩いたろ! 人目のない場所で!
参考ページ: https://isuzu-bakery.jp/
オススメ: ★★★
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