高速神戸駅から新開地駅をつなぐレトロな地下街「メトロこうべ」
全長700mを持て余したのか、関東ではお目にかかることが無い謎の巨大卓球場が出現するから面食らうのだけど、落ち着いて考えてみれば、なかなか合理的な活用法だよな。

新開地駅側のコンコースには、アル中どもを街に出す前に一網打尽すべく、いきなりの飲酒街が形成されており、これもまたさすがやなと嘆息が漏れるのです。
その中でも最も長いスペースを確保した当店は、メトロこうべ昭和43年と同時にオープンした古参。

明石焼きにおでん、串カツまでは分かるのよ。
それだけでなく、名物の筆頭にピロシキの名が出てきてしまうのが、なんとも神戸っぽいのです。

ちょいと小ぶりな卵型で、具はひき肉や玉ねぎ、ゆで卵の入った気さくなトマト味。
ふわふわな生地はクラシックを聴かせて発酵させているらしく、いらんことすなって思いますが、やはり神戸っぽいか!
ノーマルの他、カレーピロシキ、焼きそばピロシキ、あんフライなんかもならんでいて、どれも旨そうだったけど、ロシアは形無しだな。

いかにも楽しげなお店よ。
イートもインスペースもあるから、胃袋に余地があれば、もっと色々つまみたかったなぁ。
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