須崎名物 鍋焼きラーメン。
ピーク時からはやや数を減らしているようですが、市内にはまだ20軒以上の提供店があるようなので、ラーメンファンの皆さんはいろいろ食べ歩いてみるのも楽しいんじゃないかな。
ただ、主要な店舗は営業時間が短く、行列も考慮しなくてはならないため、必ずしも効率的には巡れないかも。
通しで営業する道の駅レストランや、朝から食べられる喫茶店、夜もやっている居酒屋なども活用しつつ、胃袋と相談してみてください。

メディア露出の多い「まゆみの店」は、大本山である「橋本食堂」から歩いてすぐの立地なので、2杯くらいはしっかり飯もつけて連食できちゃうデブにとっては好都合。
こちらはだいぶ静かな店頭風景で「あれ? 営業時間に合わなかったかな?」と心配しちゃったのですが、引き戸を開けると、手狭な店内はほぼ満席になっておりました。
どちらかというと市外のお客さんが多そう、ややこもったような雰囲気も感じます。
壁には芸能人らのサインや写真等がズラリ。
座った正面に写真が飾られていたサンドウィッチマンのお二人に「あんまり調子に乗ってると、今晩、胃酸逆流しちゃうかもよ」と心配される気になりながら、ラーメンを待ちますよ。いや、お前らもたいがいだからな!

やってきました! グツグツ煮えておいしそう!
メニューは1種類のみの橋本に対し、こちらはキムチ味やカレー味、塩味などのアレンジ鍋焼きラーメンが特徴のようです。
本来はベーシックで比べるべきなんだろうけど、どうせならばと、ニンニクホルモン鍋焼きラーメンを攻めてみたのです。
ホルモンの脂やニンニクのチープな臭いが加わる分、ボディは厚みを増して、うちら京浜下層のバカっぽい好みにも近づくな。
日々食べ飽きてる方には、こういう変化や足し算もアリなんだろうけど、だいぶ野暮になる気もします。

具の親鶏はごく細かく刻まれた粒大。ちくわ、ネギ、生卵。
悔しいけど、ぷりっと脂の乗ったホルモンは、鍋焼きラーメンの味わいにもマッチしてると思うのよ。
ご飯はやや軟な炊き上がりで、だいぶ気さくだけど、やはり独特の香りがあるような気がしますね。
噂では、残ったスープと煮直しておじやにしてくれるサービスがあるらしいのだけど、メニューに書いてないし、ヲバちゃんにも何も言われなかったから、そのまま食ったわ。
ちなみに鍋から玉子の黄身だけ移して、卵かけご飯風に食うのが私好みよ。

問題はラーメン食ってない間、どうやって時間を潰すかなんだよな。



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