本場に来たからには、朝昼晩と、うどんをしばきたい気持ちになりますよね。
しかし、主要なうどん店はお昼のみの営業が多くてさ。朝はともかく、夕食対応するお店は半ば居酒屋になっちゃうみたいなんだよね。
一応、夜から営業するカレーうどんのお店というジャンルもあるらしいのだけど、オジサンは諸々食べすぎちゃって、夜のカレーはなんだか重いかなっちゅう情けねぇコンディションなのです。
そもそも血糖値スパイクが炸裂して早々眠たくなってるし。
結局、夜活できたのは初日のみ。
昼間通りがかりに若い賑わいが見えた片原町商店街のラーメン屋に入ってみました。
やはりうどん県だけあって、ラーメン専門店の存在はあんまり目立たない印象です。その分、若年層には特別感があるのかもな。
高松の中心部は日暮れと共にシャッターが降りる地方都市とは異なり、飲食の選択肢は決して少なくはありません。ただ、酔い客がウェーイと街にあふれるほどの活況でもないようで、比較的静かな夜の風景です。
こちらの混雑も日中ほどではなく、むしろ、24時間営業の朝方に漂っているような気怠き雰囲気でしたね。
スープは無化調らしくマイルドなタッチ。
鶏濁白湯らぁめんとのことですが、それほど鶏々はしてないんだな。煮干しや節などのスープも合わせてるらしく、風味やわずかな酸味など、むしろ魚介系の印象の方が強いかもしれません。
具は炙った鳥と茎わかめ、海苔、ネギ。
地粉を使った平たい中太麺は自家製麺とのこと。プリッと歯ごたえと存在感がある一方、汁とのバランスではやや麺強にも感じます。
個々は悪くないのですが、しっくり噛み合った感じはしないかも。
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