元町駅前にある昭和25年創業の広東料理店。
のながれのさん、オススメありがとね!

この日、南京町あたりでお食事しようとリストアップしていたお店が軒並み定休臨休でさ。
そういえばと、駅前で便利な通し営業をしているこちらのお店に流れ着いた経緯です。
正直、あんまりおいしそうには見えない、一昔前の大陸中華店風な店構えなのよね。
店内も経年の味があるというか、どことなく香港みが漂うというか、ぶっちゃけ、ばばっちい感じの環境です。ただ、値段は安いし、ごくごく気さくに利用できるのが良いところよ。

こちらの豚まんは「老祥記」や「一貫楼」と共に、神戸三大豚まんとして数えられるそうな。
実際、夕方の時間は、お食事よりも豚まん購入のお客さんが続々とやってくる光景でしたね。
実は私、一度も食べたことがなかったので、楽しみにしてたんだ。

豚まんは食べごたえある中サイズ。
強いていえば、一貫楼と似た系統かな。
まずは手作り感のある皮に魅力を感じますね。噛むとググッと歯ごたえがありモッチリとした食感です。餡はことさらの玉ねぎ推しではなく、気さくな肉の味わいも楽しめるもの。
店内で出てきた品は、やや蒸し足りないものだったので、それだけがちょい残念。
でも、私がご当地在住なら、近くに来る度に必ず買って帰りそうな、良いお土産ですよ。
みんなが好きになるのもよく分かるおいしい豚まんです。

焼売は豚まんの中身とほぼ変わらんのかも。
これだけ食べると、より気さくなおかず味の印象で、やっぱ饅頭皮があった方がより嬉しいな。

牛バラ汁そばには、柔らかな牛バラがたっぷり沈み、白ストレート麺がそれっぽき風情。
そして、餡の慎み無き甘さ!
お料理については、なんだか野毛伊勢佐木っぽいテイストです。これも昭和の感覚を忠実に受け継いでいるのかもしれませんが、ゲスい甘いブーストが過ぎるお味じゃんね。
でも、町中の気さくなお店にも、折り目正しい中国料理の味わいが残っていたら、横浜なんか、もうすっかり立場がなくなってしまうのです。神戸の中華も大衆的に崩れていてこそ、現実的な生活風景に感じますよ。

ワンプレートで供される中華定食は、いわゆる中華ランチのスタイル。
関東、少なくともうちの近所ではほぼ死滅したメニューだけど、関西ではまだまだ生き残っていますよね。いつか、これを食べ歩く切り口も面白そうだなって思っているのです。
今からでも、”あなたの知らない中華ランチの世界”を狙えるんじゃねーか?!
やはり安易に甘い八宝菜をメインに、食べごたえある焼き豚と、ふっくらえび天が添えられるのも関西風か。
ほの茶色くなった生野菜と、半分にしてよかった絶望的な米。ボリュームは満天でした。
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