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会津若松の「満田屋」で田楽コース

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日光街道沿いにある天保5年創業の味噌と油のお店。

他に会津天宝醸造という兄弟会社で、
もうちょっと大衆的な味噌醤油も作っているみたい。

いかにも老舗大店らしい立派な店構えだよね。

味噌、漬物、手絞り油、梅製品他が列ぶお店の奥に
蔵の中みたいな広いお食事スペースがあり、
昔ながらの田楽をいただけるんだわ。

シーズンにはかなりのお客さんがやってくるんだろうな。

カウンターの中に炭をくべた囲炉裏台が2つも設置されていて、
ヲバ様が超真剣な職人のまなざしで焼き具合を見極めています。

好きなものを個別に頼むことも可能ですが、
とりあえず、ひと通り食べてみたいのがデブの注文感覚。

たとえ、3時のおやつであっても、
ちょっと前に2時のオヤツも済んでいるとしても、
がっぷり四つで組み合いますとも!

そんなわけで田楽コースを注文。

まずささっと出てくるのは、茹でこんにゃくの田楽です。

写真ではわかりませんが、
甘味噌と柚子味噌と、かかっている味噌の種類が違います。

お次はとうふ生揚。
これは満田屋特製の菜種油で揚げたものらしいですよ。

外カリの中フワでアッツアツ!
山椒味噌でいただきます。

手前はつきたてのお餅。甘味噌で。

奥は追加注文した炭火焼にんにくみそチーズ地パンです。

生地に古代米等を練りこんだモッチリパン。
表面を炙って、カリカリに焼きあげています。

なかからにんにく味噌がほのかに香るチーズがトロリ。

それぞれ、塗る味噌の味に変化をつけているのですが、
基本的には味噌味が続く中、このパンの変化球でちょっと落ち着けました。

ちなみにコース外の単品田楽の種類もまだまだいっぱいあって、迷っちゃうんだぜ!

奥から、半突きのご飯を棒に握りこんだ、郷土料理のしんごろう。
やはり福島名産のエゴマの身を混ぜ込んだじょうねん味噌が塗られています。

真ん中はホクっとした甘味噌の里芋。

手前はなんと鰊です!
田楽に鰊てのは初めていただきましたが、
鰊フェチの会津らしい一品ですよね。

これは身欠きにしんではなく、ソフトにしんなのかな?
パリッと焼かれた皮目が香ばしく、凝縮した鰊の旨みを楽しめます。
意外と味噌との相性もいいんですな。旨い!

とりあえず、どの串もおいしく、
ヲバちゃんの技術で頃合いに焼かれているのですが、
味噌屋さんだけにやや味噌の存在が強いバランスかもしれませんね。

これはハンパなお茶などで受けきれるはずもなく、
日本酒必須の田楽コースだと思いますぜ。

とりあえず、お腹にたまるものばかりなので、
これだけ食っただけでも、パンパンになるからな!!

お食事目的以外なら単品から2、3を選ぶのが賢いのかもしれないね。

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