駅前エリアにあるラーメン店。
若い頃ならば、旅先の夕食後に、もうワンチャンのラーメン枠があったんだけどなぁ。
今や、ホテルに帰ってシャワー浴びたら、もうどこにも出たくなくなっちゃう疲れたオジサンです。
それでもホテル近辺のお店は一通りリサーチしとくのよ。散策中に店ヅラを確認するだけでも楽しかったり、時には思わぬ掘り出し店があったりもするからね。
こちらは、店頭を覗いて、やはりナシという判断を再認したお店。
おそらくは古なるフランチャイズの残滓だと思うのですが、東関東を中心に点在するらしいあじ平ラーメンの屋号を掲げております。
水戸駅前では古くから営業してそうなんだけどね。味噌をメインに醤油や塩も揃えたラーメン類は、ぱっと見、昭和チープ風だったからな。
ただ、1つ解せないことがありました。
看板でアピールされているメニューがラーメンではなく、なんだかイマイチ風のチャーシュー定食でさ。いったいどういうことなの、これは??
ホテルで調べてみたら、どうやら水戸近郊にある、あじ平の定番メニューになっているらしく、これこそが水戸のソウルフードなのだという記述も散見するじゃない!
やはり、足で探さねばなと分からんもんだなと思った次第です。
店内は細長い構造で、外観同様に古く、使い込みまくった環境。夜の時間はオッサン二人で営業しており、独特なとっつきにくさも感じる対応でした。
もっとも、客のオッサン達も手練れた風で、なんも気にせず利用してますな。
写真のまんまが出てきましたよ。
やっぱし、疲れきったトラック運転手が詰め込んでそうな、イケてない定食だよな。
年輪コースターのごとく厚切りにしたチャーシューを都度、鍋の醤油ダレで煮て、味を含ませる調理。黒ごま振りも独特だけど、ポイントになっているのは安ラーメン屋につきもののニンニクペーストで、ゲスゲスな風味をブーストしてるのです。いわば、にんにく煮豚って感じかな?
バラチャーシュー自体は完全に温まりきってもないし、焼き目香ばしいわけでもないし、ごく並な仕上がりです。ただ、たっぷりかけられたタレによって、茹でもやしにもほどよく味がつくし、半ば強引にご飯が進むお味ではあるのよ。
このご飯は半分にしたんだけどまだ多いから、盛りは良さそうだし。
ちなみに一味をたっぷり振ると良いことに、最後の一口で気がつきました。
次回は…無いけど、ご参考までに。
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