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京都・西陣の「塩芳軒」で桜づくし、よーかん

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黒門通にある歴史的本店がドーンと威風を放つ御菓子司。

そごうの京都展で購入したものです。

創業は1882年。横浜に居ても評判を耳にすることが多い高名店です。

ただ、正直言ってしまうと、こっちの物産展に来てくれて嬉しさがダダ漏れる感じは無いよ。

なぜなら、我々が手にする商品は、和三盆製の雪まろげのようなお干菓子になるからです。

幾種類もの砂糖を使い分けているらしく、口に入れると上品な甘さがほろり口どけて、おいしいはおいしいのです。でも、いまいち心ときめかない感じをご理解いただけますでしょうか?

色合いも地味だし、いくら太った人でも丸めた砂糖を求めて、遠路歩けるかよってことなのです。

それでも今回は着いた時間が早かったので、看板銘菓である聚楽をゲットできました。

焼き皮のお饅頭。香ばしく焼かれぷっくり膨らんだ縁と、印の押された餡の透ける姿もかっこよく、滑らか口当たりのこしあんもおいしいです。

たださ、焼きムラは手作りの味といえなくはないとしても、個包装や脱酸素剤に薄皮がベッタリくっついて剥がれてしまう問題は、もう少し工夫できないものか。唯一きれいに剥がれたものを撮ったけど、詰めてお終いではなく、お客の口に入るまで気を配ってほしいところ。

よーかんは今回初めて購入したもの。ユルいひらがな表記だし新しい商品なのかな?

なるほど、きれいな紅色の中に桜が散る様を表現してるのかと思いつつ、菓子切を差し入れても下まで通らねぇし、なんとか口に入れたらやけにボルボルするし。

んん?? そもそも、桜羊羹を買った記憶が無いのにおっかしいなと思い、サイトで確認したら ”賞味期限内でも羊羹が白く糖化することがあります”的な注意書きがあり、単に劣化してるだけだったというオチなのです。

いやいや、賞味期限はまだまだ先だぜ、塩芳軒さんよ。こりゃ売り物にならんぜ。

コロナを契機に通販にも力を入れだしたようなのですが、やはりこちらのお店も、現地の生活の中で作りたての蒸菓子等を頂いてなんぼの存在なんだなと、田舎にて京菓子を味わう難しさを感じました。

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