交差点近くにあるお菓子屋さん。
「本家玉壽軒」からの暖簾分けで、
元々本家のあったこの場所で営業してるんだって。
大きくはないお店だけど、実に渋い店構えだよね。
ゆったりと時が止まったような雰囲気があり、
中で買い物するだけで、京文化経験ができるような気がするよ。
声をかけると奥からお母さんが出てきて、応対してくれたわ。
「一保堂」のお茶室で出されたボーロがメチャウマだったので、
今回、はるばる買い占めに寄ったんだよ。
スティック状に焼かれたボーロは3色の糖でコーティングされているの。
ポリっとかじると卵と砂糖のなんとも言えない香ばしい風味が口内に広がり・・・
って、お茶室では感動したんだけど、
正直、家で食べたらそれほどのことはなかったんだよな。
いや、十分においしいのだけど、
主に香りの部分が弱まっているような気がして、印象ダウン。
ちゃんとパッケージされている商品で劣化の問題も少ないはずなんだが、
やはり、作りたてを現地でいただくのが一番だなって改めて思ったよ。
ここはあんこを求肥で巻き込んだ西陣風味というお菓子が名物らしい。
初めてだったので、そっちも買ってみれば良かったかな。
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