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大阪・阪神梅田本店の「まねき」で関西シウマイ弁当

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昨年末に横浜市民を震撼させた ”関西シウマイ弁当” 発売の報!!

本家「崎陽軒」の監修の元で関西味に仕立て直されたシウマイ弁当とやらを、是非に食べてみたいと思っておりました!!

コラボ先となる「まねき食品」は姫路のお弁当屋さん。駅弁や仕出しの他、そばつゆの中に中華麺をぶちこんだ例の”えきそば”を出す立ち食い店等々も展開している会社です。

コロナで売上が激減する中、藁をもつかむ試みだったと聞きますが、メディアにも多数取り上げられ、大成功だよね。

ただ、売ってるのは姫路駅だしな。数量限定に行列ができて、容易に購入できねぇとの噂も聞いており、いずれ、何らかのイベントの折に横浜に持ってきてもらう機会を狙うしかねぇと諦めておりましたよ。

しかし先ごろ、梅田の阪神百貨店にも販売を拡大するニュースがあり、またタイミングよく、今回の大阪行きと重なった結果、運よく入手がかなった次第です。

なお、この時点で阪神の地下売り場は完成しておらず、まねきの店舗も仮の体裁だったのかな? たこやき民はハマっ子ほどの熱視線を注いでいないみたいで、行列も整理券も無し。午前中ならば、わりと余裕で購入でき、夕方前には積まれた山が履けているという程度の販売状況でした。

包み紙は「崎陽軒」の龍に対し、虎を配して、赤と黄がテレコになるデザイン。経木の折に詰められたお弁当の体裁もそっくりですよね。

ただ、内容を見ていくと、マグロの漬け焼きの代わりに塩サバ、杏の代わりに花豆。梅干しやゴマの色や漬物の内容が異なったりで、独自の趣向が見られます。

メインの焼売に関しては、辛子と弁当醤油の風味に引っ張られている部分があるのかもしれませんが、ファッと口に入れると、なじみある崎陽軒ぽさを感じる風合いよ。一般的な焼売でも、関西的な玉ねぎタイプでもなく、ここは冷めても旨い ”シウマイ” に寄せてきましたね。

もっとも、全く同じというわけでなくて、どことなくまろみある味わいにまとまっており、より優等生な印象よ。食後にゲスなゲップが出ない感じ。

花豆も甘すぎず、卵焼きもだし巻き風。そして関西風を一番感じさせるのはあっさり炊いたたけのこ煮かな。これはね、立派な箸休めにはなってるんだけど、酒のつまみにはならん点で、ぜんぜん違う子やわ。醤油風味の立ったからあげだけはデリカ風で、このお弁当の中ではちょい浮いた存在です。

御飯もふっくら粒立っておいしいですし、全体的にレベルの高い真面目なお弁当になっていますわ。

一方、なんじゃコリャという部分も含め、個々のおかずの個性というか、インパクトが脳幹に刺さる深度は、やはり本家に軍配が上がるようですよ。必ずしもきれいに磨けばいいというわけでなく、原石の尖った部分こそが商品のアイデンティティを形作るのだなと感じます。

両者を比べることで、食文化の違いを面白く味わえますし、企画も仕上がりも素晴らしいお弁当。

値段も手頃値に抑えて頑張ったし、主要なデパートだけでなく、新大阪あたりに並べれば、めっちゃ売れると思うのだけどな。上り下りで食べ比べればいいし、なんなら横浜で売っても、ローテしちゃうだろうし、今後の拡販に大いに期待したいです!

コメント一覧

  1. ぴーさん より:

    関西に行かれていたのですね。
    まねき食品と崎陽軒では会社の規模が異なり、まねき食品では、機械化し難いお弁当では生産量も大きくできないかなと。
    崎陽軒は、値引きせずに東京と横浜で毎日きっちりと売り切るシステムも作り上げておりますしすごいです。

    まねき食品の味付は関西の方に好まれるような感じなのでしょうね。

    • 管理人 より:

      >ぴーさんさん
      崎陽軒の方でスポット的に製造販売してくれても嬉しいな。
      関西だけでなく、いろんな地方とのコラボシウマイ弁当ができると面白いかも。

  2. jincun より:

    知りませんでした~オモシロイですね一度食べてみたいです。

    パッと見、シウマイが横浜のより肉々しい感じに見えますが、、、
    私的には“昆布と生姜”“筍煮”“あんず”が好きだったので、そこは残念。

    横浜でも売ればいいのにね~

    • 管理人 より:

      >jincunさん
      そのうち物産展で持ってきてくれるのではないかと期待しています。
      ただ、横浜市民の視線が熱すぎて瞬殺しそう。

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