松江名物カツライスを出す某とんかつ店へ、はるばる向かったところ、臨休。
同じく、カツライスを出す線路脇の洋食店も、通常より営業を絞っており、お休み。
もうね。
カツライスはいいやと。
さして食いたくもないんだから!と、すっかり心が折れた私です。
結局、母衣町にあるガッツリ系洋食堂に落ち着きました。
ご覧の通り、年季の入りまくった佇まいよ。
てっきり爺さん婆さんでのんびりやってるお店かと思いきや、頭にタオルを巻いた気のいい兄ちゃんが元気に出迎えてくれたので、意外でしたわ。
ブラウン管テレビ?が現存する、くたびれた店内は、比喩でなく古い臭いのする環境。どこぞの学生街にあるような、なんとも男っぽい食堂なのであります。
お好みのおかずを組み合わせることができるミックスメニュー。
看板にハンバーグとカツの店ってあるので、その2品だけでいいところ、ご当地流の開いてあげるエビフライが見えたら良いかなと、もう1品を欲張った図です。
もうね、歩き疲れて、やぶれかぶれなのよ。
エビフライは小ぶりなものなので、開いてあるのは分かりづらいかな。
たっぷりのマヨが添えられます。
ご飯は小盛りでもボリュームあり。
とんかつに予めデミソースがかかって出てくるスタイルは、どうやらカツライスだけでなさそうね。
そういえば、岡山広島あたりでもたまに見かけますよね。
ほどよい厚みのとんかつは、ボルボルな衣が剥がれがちですが、肉には食べやすいよう隠し包丁も入って、気遣いも垣間見えます。
ナツメグ香るハンバーグは、大ぶりな玉ねぎを混ぜた、ほっこり味よ。
そして、バーグにもフライにも違和感なく親和する、こってりソース。
お料理にはやや荒みもありますが、スピリッツ的には嫌いじゃないよ!
観光客は来ないだろうけど!
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