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沼津の「冨久家」でイタリアンロール

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沼津市役所の裏手にある洋菓子店。

看板のイタリアンロールは横浜でも高い知名度がありますよね。

やはり、こちらのお店に関しても
”ソッコーで売り切れる”とか、”予約分で完売する”とか、
不穏な情報を目にしたので、開店時間にしっかりスタンバっておりました。

まぁ、次から次へとお客さんがやってきますよ。
沼津民が推し店に注ぎこむ情熱量を、またも感じるわけです。

他の地方店と同様に、行きゃ買える、行きゃ食えるつもりでいると、
この沼津の地では痛い目をみるぞということを学びました。

ちなみに対応は結構キツめって話もあったんだけど、
午後までの取置にも対応してくれたし、普通に感じ良かったよ。

また、閑散期の平日に関しては、
午後に着いても商品は残っていました。

ココア味なんてのもあったけど、流石に二本は多いので買えなんだ。

ズッシリであります!
家族で食っても、次の日にもう一回は楽しめる豊かなサイズ。

感心したのが保冷剤です。

箱のサイズにピッタリ!
ロールをしっかり冷やす大サイズで、
横浜への帰宅までしっかりを維持してくれました。

各地の催事への出店も多いから、いろいろ工夫されているのでしょうが、
こういう部分に良心やこだわりを感じますね。

シューロールに関しては、この沼津が元祖というわけでなく、
大手パンメーカーや、田舎の菓子屋でも見かけることがあるので、
かつて製菓技術の伝播の過程に紛れ込んでいたメニューなのでしょう。

ここで白状すると、私は”シューロールの意味わからん”学派に属する徒。

香ばしさや食感のアクセントというのは分からんでもないのですが、
さして旨くもない皮で、ロールの表面を覆ってしまう必要があるのだろうか!

せっかくふんわり焼き上げた、ロールを生のまま、かじりたいもん!

柔らかなスポンジでクリームと栗の甘煮粒を巻き上げ、
さらにフニャフニャのシュー生地でもってくるんだケーキです。

やさしく素朴なお味で、こういうものだからこそ、
ぶ厚切りにして、かぶりつくのがよろしい食べ方だと思います。

十分に値ごろですし、これを嫌う人もいないでしょうが、
熱狂の対象になるかというと、やはりそこにはソウルを育む背景が必要だと感じます。

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