銀座通り商店街にあるお店。
こちらのサンドイッチも旅の目的の一つでありました!
寂れた新仲見世通りのアーケードが途切れ、
更に寂れた銀座通りに繋がる位置。
なかなか味のある小さな惣菜屋さんですよ。
店頭にはフライや天ぷら、甘味等がならんでいますが、
特に人気なのはフライを挟んだコッペパンサンドなのであります。
なんだ、そんなもんのために沼津くんだりまででかけたのか?と、
皆さんにバカにされちゃいそうですが、いやいや、ちょっと聞けよ。
ここのサンドには定番のソースの他に、
謎めく”甘いタレ”というバージョンが存在するのですよ。
気になるじゃないか!甘いタレ!!!
満を持してのご対面であります。
甘いタレは、なるほど、みたらしか。
そういえば、お団子も売っていたもんな。
正確にはみたらしよりも、あっさりしており、
おそらくソースも加えて伸ばしてあるんじゃないかと思うのよ。
しかし、なんでまたこんなものができたのか。
あんかけスパといい、沼津民はやたらトロミが好きなのか!?
コロッケとパンでパスパスしないために生み出したようなことも書いてあったけど、
ソースだとパンやフライに吸われてベッちゃりしてしまう弊害もあり、
こうしてゲル化するのは存外アリなのかもしれません。
お味の方も全然アリです。
コッペらしいコッペに、下町メンチも旨い。
また、さりげにヘラっと挟まっているボロニアハムが良い。
この安ハムの存在でゲテっぽさが加わって、B級風味が増しているのですよ。
小銭商売なのに、奥さんはお金の受け渡しなんかも丁寧で、
実直に商売されてる感じでした。
ソウルフード、なるほど!
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