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福富町の「アンアンレストラン」で豚丼並盛 ベセット

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コリアンタウンにあるベトナム料理店。

伊勢佐木町界隈のエスニックというと、従来はタイ料理が多かったのですが、震災以降は徐々に元気がなくなって、近年はベトナムの存在感が増してきましたね。

半島勢力下のど真ん中にもお店ができました。

ここは内容がコロコロ変わるテナントで、前もフォーの専門店だったんだよな。そこから全く別のお店になったのかは知らんのだけど、新店でもブンボーフエやバインミーを扱い、さらに炭焼肉料理等にも内容を拡充したみたいです。

この日は時間外れな訪問だったため、だいぶユルい営業風景でしたが、手頃な明朗会計だし、比較的とっつきやすいお店だと思います。

表の看板で推していた豚丼が気になりました。

たしかベトナム調味料を使ったうんぬんて書いてあったのだけど、いやいや、まんま北海道式豚丼じゃんか!

ちゃんと炭火焼きされた豚バラ肉は一般的な豚丼よりはヘラヘラなカット。ただ、甘辛ダレと焦げ香がしっかり付いており、それだけでややバサな飯がもりもり進みますよ。

量は並盛りでも十分。サイドはインスタント味噌汁に加え、温玉かキムチかみたいな形で”べ”セット、”ト”セット、”ナ”セット、”ム”セットが設定されておりますが、言葉とは裏腹にベトナム要素はどこにもないな!

かろうじてのなます乗せも日本人には馴染みの深い甘酢味で、豚丼とは違和感無き好相性です。

せっかくなので、後半は卓上のチリソースや唐辛子酢をジャバジャバかけてみたら、それはそれで面白く親和しますね。初手は普通に食べつつ、途中から味変を楽しんでも良いかもよ。

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