横浜中華街の「南粤美食」でアヒルの炭火焼き

ローズホテルの前にある広東料理店。

おいしかったので、再訪しました。
つか、港側の朝陽門から入るとすぐだから、大混雑の中のお店選びがかったるい時にはちょうどいいんだよね。

好評を受け、徐々にお客さんを集めている様子。
この日も一階は埋まっていたので、二階席に上がりました。

聞き耳を立てていると、店内に飛び交っているのは中国語で、やっぱどっちかっつーと向こうの方々や、噂を聞きつけた中華街玄人の来店が多そうな雰囲気ですね。

今回の接客対応は、気のいいお母さんでした。

まずは気になっていたアヒルを頼みますとも！

そして、これが予想通り、上々なのであります！！

柔らかく香ばしく焼けてますし、皮下の脂も程よくジュワとしてサイコー。
いつも冷めたのを食ってるからか、ちゃんと火の入ってるのは一入おいしく感じますよ。

また、このタレがもったいなくて！白飯とかにかけたいわ！

ちなみに名物の塩鶏は半羽にするのが適量ですが、メニューに乗ってるアヒルのデフォはこの１/４羽になります。

空芯菜の炒め。

やっぱり、よく出来ていますね。
ちゃんとシャクッとした歯ごたえを残しつつ、しっとり柔らか。

こちらの青菜炒めはマストオーダーだと思います。

いかの醤油ソース。

ソースはおいしいけど、イカがいまいち。
中華にありがちな重曹でプリプリさせた魚介って、食感だけで、本来の味がないからな。

ワンタンスープ。
大ぶりのワンタンは、具もブリブリで旨いです。
塩スープも上品でほど良い仕上がり。

蟹肉入りチャーハン。
五目を頼んだら、おばちゃんが「うちはかにチャーハンがオススメよ」って言うから！

でも、これは肩透かしかな。
スペシャリテ感はどこにも見つからず、普通です。

むしろチャーシュー片が入るかもしれない五目の方が良かったかもよ。

牛バラそばもいいですな。

肉の食感を残した牛バラも旨いし、ちょっと固めに茹でた麺の加減も好き。
やっぱ醤油のスープも上品で程よい仕上がりですわ。

とりあえず、焼き物、青菜、餃子ワンタン、汁そば、焼きそばあたりは間違いないので、その他料理の中に幾つか光るものが見つかると良いな。

ネットで見てたら干し肉とかも出てきてるらしいので、季節のおすすめ品は豚ような貪欲な目でチェックするといいでしょう。