本通商店街に鎮座する「広島アンデルセン」のレストランです。
今回の広島旅で、実は一番楽しみにしていたお食事なのよ。
アンデルセンなんて、全国チェーンのパン屋じゃねーかと思われる皆さん。
いやいや、ひと味もふた味も違った、文化濃厚に漂う広島本店なのであります。
2階のレストランは、フードコートのような開放的で清潔感のある環境ですよ。肩肘張らない一方で、椅子やテーブルなどは質のいいものを使っているので、観光のランチやお茶に心地よく利用できそうですね。
そして、注目していただきたいのが、夜のビュッフェ!
これが下手なホテルビュッフェよか気が利いた内容なので、ご当地の蒸しキャベツに呆れちゃった夕食難民には、ぜひオススメしたいのです。
予めビュッフェ台に置かれるお料理は、冷温併せて20種類弱と控えめです。
ただ、食べきると必ずしも同じものは補充されない形で、飽きずに食べ続けることができるのです。
飲みものは、自家農園である「アンデルセンファーム」で収穫したりんごで作ったシードルを注文しました。辛口&強炭酸でお料理にぴったりじゃんか。
ちなみに下戸な我々はこの1本をちびちび開けるのが精一杯なのですが、普通に飲める人はこのシードルや自家製ワインなども含まれる飲み放題をつけるのが良いでしょう。
パン屋さんなので、お食事系を中心としたブレッドバーも魅力の一つ。
特に自家農園の林檎とワインを使った限定品の、グラニースミス✕志ブレッドがおいしかったな。
なんなら、このパンと旨ぇハム、チーズだけでも延々食べ続けられるくらいなのよ。
アップルマスタードソースでいただく広島県産穀美豚石窯焼きのカットサービス。
温菜はこんな感じで、見た目はフツーですが、お味はどれもおいしくて、ちゃんと一捻りもあるもの。
下で売られているデリ商品もこちらの厨房で作られているらしく、ビュッフェにもならぶようですね。
これだけでも全然悪くはないのですが、さらにオーダービュッフェ用の別メニューが存在するのです!
ランチメニューともかぶるお料理を、ハーフサイズでいくらでも注文できるのだから、おそろしいわぁ。
バルサミコソースでいただく広島熟成鶏の石窯グリル。
ディナービュッフェについては観光客というよりは、地元の皆さんが会食やお祝いごと、ちょっとした打ち上げに利用している様子。途中でギターの弾き語りが入ったりして、しっとりと品の良い雰囲気でしたね。
石窯ハンバーグやビ高原黒牛のビーフシチューが特においしかったわ。
一応、言っておきますが、いくらデブでも一人でこんなには食えませんから! シェアしてんだからね!
ボリュームたっぷりなクラブハウスサンド。
秋のきのこのパスタ。
広東チャーハン。
炭水化物の類はハーフ以上にボリュームあるので、様子を見ながら注文しましょう。
デザートの類も豊富なんだけど、もうお腹いっぱいで、半分も食えなかったな。
こちらはオーダー品のクリームブリュレ、りんごとシナモンのアップルパイ風。
最後はソフトクリームで締めました。
いやいや、マヂで満足しか無いビュッフェで、期待を裏切らなかったアンデルセンです。
今回は定番の内容だったようですが、一応月替りとなっており、デンマークフェアなどの企画時には更に面白くなりそうですね。
週末夜に程々の客入りだったのが信じられないくらいだわ。
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