宮島といえば、あなごめしが名物ですね。
ほんとは島内のそれっぽいお店で食べようと、上陸してまっさきに向かったのですが、この日はどこもかしこも臨時休業でさ。何ぞ寄り合いでもあったんでしょうかね? サミットも終わったことだし。
結局、宮島口まで戻った後の遅いお昼と相成りました。
「うえの」はあなごめしの元祖として有名なお店ですね。
もともとは駅売りのお弁当として大ヒットした経緯があるようです。
茶店だった店舗も、現在は立派な専門食堂として営業しております。レトロな雰囲気ある民藝風の造りで、横に待合スペース、奥にカフェ、2階は予約可能な穴子料理店になっているみたい。
こちらはJRの宮島口駅とフェリーの桟橋をつなぐ、ちょうど良い立地で通し営業をしていることもあり、宮島観光の行き帰りにも利用しやすいのよ。この日は午後もだいぶ過ぎた時間になりましたが、観光客でまだまだ行列してました。
店内はやや窮屈な環境ですし、接客対応はややバッサリな印象だな。
あなごめしは上が通常サイズになるようです。今回はご飯少なめでのオーダーしました。
きれいにならんだ穴子は痩せているわけでもないんだけど、直焼きの締まった食感と焦げ香ばしさ。
従来の丼の白飯を、穴子のアラ出汁で炊いた醤油ご飯にしたのが、当店独自の工夫なんだそうで、ほんのり程度の味付けですが、穴子がヘルシーな分の下支えをしております。
穴子は淡白なので、こんなにガリはいらねぇし、漬物も多すぎ。丼屋さんですが、白焼きなど頼ませ、飲ませる気満々でもありました。
ちなみに宮島産の穴子で、環境需要を全てを賄える時代はとうに終わっているようで、現在は韓国産などを中心に提供されているみたいですね。世知辛ぇな。
コメント一覧
続けてのコメントですみません。
アップされた後、激しく同感!
でもコメントを残す勇気が無く(汗
うえのは、知名度に胡座をかいてしまったのか、店での接客もイマイチ。穴子の繊細な味を活かしてる風でも無く感動するほどの味ではありませんでした。
母にそれを告げると「アレは冷めた駅弁で食べるとそれなり。店で食べるもんじゃない」とバッサリでした(苦笑
>せとうちそだちさん
ネームバリューや観光価値は十分ですが、次回以降、他に選択肢があれば、あえてこだわる必要はないかなって感じでした。