本店裏にある「豊島屋」の茶寮。

昨今の観光大爆発の状況では、ようよう取り付けぬお店になってしまったのですが、平日のハンパ時間ならまだ入店の可能性はあるみたいね。
席数は多くなく、デザイン性があるような無いようなもう一歩の垢抜けなさが鎌倉のお店らしいところでありますけれど、それぞれの卓には季節の花がさり気なくあしらわれ、ゆずの香をつけた冷水がすっとでてくるような品の良さも漂います。

あんみつをいただきました。
中央にはイトーヨーカドーを肥育したような型抜き鳩。
姫様サイズにカットされた寒天と水羊羹、えんどう豆、コロンと丸めた2色の白玉もかわいい色あいですね。
でも、あんみつなのに、あんこ無いじゃんか! デブには盛ってくれないってことなの?!

と、動揺される方。
ご安心ください。底にこしあんがたっぷりと仕込まれておるのです。
いささか変わったスタイルでありますが、まず寒天を蜜でさっぱりプルンといただいてから、すっきり品良きあんこが顔を出すという、右肩上がりの展開もアリアリなんじゃないかと思うのです。
とってもおいしいあんみつでしたよ!
オススメ: ★★★



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