「コーヒー店 亜羅琲珈」
いかにもな昭和テイストの喫茶店です。

凋落著しき、はりまや橋商店街の入口近く。はんこ屋さんの2階にある小さな隠れ家です。
今回の旅は天候に恵まれなくってね。かろうじて晴れた日に積み残した予定を巻きで消化しなくてはと開店時間が早い朝食にやってきたのよ。
だいぶ古い匂いも漂う店内は、たちまちメガネ曇るほどの高湿度。窓際の観葉植物が巨大化してスゲーことになっておりました。
さすがに時間が早すぎたのか、お客さんは私一人でした。

柔和な感じのマスターが作ってくれたのは、純喫茶らしい、そして高知らしからぬ、トースト半切れのモーニング。
そもそものドリンク代が安いので、なんか申し訳なくなるくらい価格なのよね。
バタートーストも頃合いに仕上がっているし、卵サラダもついてるし、食べ歩きですっかり弱った中年の胃には至極優しいな。
密かに気になっていたのは、当店のあらゆるフードについてくるっぽい謎のピンク色。
なんぞ培養できそうな気もする近未来ゼリーで、ぶどう乳酸飲料味でありました。
ちなみに喫茶店のやたら多い高知ですが、珈琲そのものにはあんまり頓着しないようで、こちらではじめて、らしいコーヒーが飲めたかもな。
オススメ: ★



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