高知市中心部に3店舗を構える「喫茶デポー」
運営会社は喫茶の他、イタリアンや焼き肉店なども出店しているようですね。

高知モーニングの定番として、名前を挙げられることが多いお店です。
がっかり名所の至近である京町店は、特に我々観光客も利用しやすいロケーション。
古いビルの2階にありますが、朝から賑わっており、オペレーションや店内環境などはそれなりに近代化されておりました。
ちなみに、朝食以降は、お茶というよりもトレーの上へズラリ並べたお手頃なお食事セットが主力となるお店のようですね。

”高知のモーニング”を名乗る、そのものズバリなメニュー。
某京の朝食とは随分と官位が異なるというか、実際、お値段は半値以下となるお値打ち品なのであります。
でもさ、プレイバックですらPart.2までなのに、4度の進化を経たとは思えぬ和洋混在に、百恵も「ちょっと待って」と叫ぶでしょう。
同じく朝食文化で知られる愛知でも、名古屋から一宮や豊橋などの郊外に行くにつれ悪ノリが加速すると聞きますが、のりたまおにぎりが見えた時点で、優雅な外食気分は霧消すると思うのです。おかんの台所だよっ!
トーストセットに米がねじ込まれることに違和を感じつつ、ほんわか握られた温かなおにぎりに落ち着いてしまう昭和庶民な自分が悔しいな!!
さりげに、のりたま&業務ミニオムレツ&ゆで卵というジェットストリームeggな構成も、玉子好きな高知らしいというか、なんというか。
いったい、どう食べ進めればよかったのか、どこで道を間違ってしまったのか。
うっかり残ってしまった味噌汁を啜りながらジャムトーストをかじることになるのです。
コーヒー含め、お味自体はざっかけなきものだけど、あとでお姉さんがあったかいお茶も持ってきてくれるし、まっこと行き届いていると思います。
まさにこれが高知のモーニング文化なんだな。



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