ご当地で、いい感じの飲食店を多数展開する「現在企業社」
いわば、高知のモリヒコ的な存在ですよ。

そのルーツとなるのが、こちらの店舗のようです。
1959年に「喫茶ショパン」として開業した後、いかにして堕落を誘う悪魔へ魂を捧げるに至ったのかは不明ですが、現在は可愛らしいカントリー調に改装されております。
階上には美術ギャラリー。通された地階は、静かに落ち着いたおこもり空間になっていて、すごく雰囲気が良いんだよ。
有名なお店らしいし、朝食もさぞ混んでいるのかと思いきや、まさかの独占。そもそも前の通りを誰ひとり歩いて無いしな。
高知モーニングってば、繁華街よりももっと身近な、家の近所とかで利用されている文化なのかもしれないね。

あまりにざっかけなき高知モーニングに面食らってしまう都会の龍馬女子は、この系列で朝食をいただくといいでしょう。
スープモーニングは、トマトかミルクか分からん、さらりとした野菜スープ。系列店で焼かれた白パンへバターを挟んだもの。
ミニサラダ、ゆで卵、ドリンク、一口リンゴジュースという、高知らしからぬ均整のとれた内容です。
こちらでゆったり落ち着きすぎて、この後の観光がやんなっちゃったくらいだわ。
オススメ: ★★★



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