知寄町の住宅街にある喫茶店。
おそらく観光客が迷い込むのは稀であろうローカルなお店です。

もちろん、初高知の私が自力でたどり着けるお店ではないのだけど、現地で入手した高知県発行の「とさぶし」という冊子が、フリーペーパーとは思えぬ充した内容でさ。その紙面で紹介されていたのですよ。
お店はお母さんとお孫さんで仲良く運営されているようで、天井でシーリングファンがユルユル回る昭和な環境。
やや沈みすぎるソファに身を任せつつ、近所のおっさんたちに混じって、朝食をいただきましょう。

近年、高知のモーニングはランチとの境目が希薄になってきているらしく、こちらも終日提供することにしたんだってさ。
お目当ての小倉トーストには素朴に炊いた自家製あんこが乗って、パンもふんわか焼けておいしいわ。
そして、ここでもねじ込まれる味噌汁なのよ!
この異物が、悔しいけれど、甘辛チェイサーとして機能してしまうのです。
コーヒー等の好みのドリンクの他、最後にお茶が出てくるパターンも高知モーニングでは珍しくないようです。
こちらでも温かい土佐番茶?を出してくれて、じんわり染みました。
オススメ: ★★



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