2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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倉敷国際ホテル「ウイステリア」の高梁川流域朝食ブッフェ

今回は「倉敷国際ホテル」に宿泊しました。

浦辺鎮太郎によるモダン建築は存在感があって、未だ魅力は色褪せない印象だな。

やはり、倉紡の大原家が創設したホテルらしく、美観地区の入口に建つ観光好立地。

1963年オープンということで、設備はやや古い部分もあるのですが、清潔に維持されており、レトロホテルの一歩手前な悪くない雰囲気です。

また、隣接する「大原美術館」についても、フロントで希少な割引チケットが購入できますよ。

ロビーには、世界最大という棟方先生の大板版画が、どーんと掲げられております。

その他、地域の作家も支援しており、美術作品が館内各所に飾られる、アートな環境でした。

倉敷はもっぱら日帰り観光地のジャンルらしくて、宿泊の選択肢は決してど多くないのですが、こちらは部屋やお風呂はゆったりしてるし、宿泊代も全然手頃なので、泊まる分にはオススメできますよ。

朝食会場は一階のフレンチレストラン「ウイステリア」

スペースはあんまり広くなくて、朝のピーク時にはロビーを挟んで反対側にある宴会場にも若干はみ出るような運用でした。

実のところ、”高梁川流域朝食ブッフェ” の字面で選んだ宿だったのよ。

でも、ご覧のように品数は少なくて、あとは和食定番類に葉っぱくらいでさ。

これで地産地消をうたうのはおこがましいと思うぞ! 

他の皆さんも、おかわり皿を重ねないので 皿下げも基本気にしてない様子でした。

それっぽきスーパーで見かけることもある蒜山ヨーグルトは、上澄みに乳脂肪分の塊が出来て、ニ層になってるのよね。

ちなみに、こちらのホテルは他に「料理旅館 鶴形」「レストラン 亀遊亭」も運営しており、美観地区の中核を担う存在なのだけど、大手のようにスケールメリットは出せないし、倉敷のお手頃相場の中では、自ずと限界が見えるのかなって感じはします。

ただ、朝食についてはもうちょっと気張ってくれれば、文句なしなんだけどな。

欲張って朝から食べすぎることなく、ほどよい腹具合で観光に出かけられるのは利点か。

 参考ページ: https://www.kurashiki-kokusai-hotel.co.jp/restaurants/wisteria/5
 オススメ :  ★
倉敷
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