平成のデパートの匂いが残る、小田急レストラン街。
一服しようとウロウロしていたら「西村フルーツパーラー」が入っておりましたよ。

渋谷もかつて毎日のように通った、というか、ただ乗り換えるだけだった街ですよ。
とにかく若者文化に馴染めない根暗なので、怖いんだよね、チーマーたちが!
振り返ってみれば、駅前の西村パーラーも、ちょこっと覗いたことがある程度で、ほぼ馴染みがありませんね。
日本橋や新宿の果物屋が華々しく全国に羽ばたく一方で、いまいち垢抜けない印象じゃね?
つか、果物屋もパーラーも、道玄坂以外に唯一出店しているのが町田だったのか! 貴重じゃん!!

東京のフルーツパーラーはホットケーキがおいしいイメージがあります。
「万惣」の印象を引きずっているせいなのか、ついつい注文してしまうな。
そして大正解!
なかなか良い色に焼けて、口に入れるとふっくらサックリ、まさに一級の仕上がりです。
なお、小田急の微妙なキャラ焼印がついたメニューを指刺しながらモジモジと注文したんだけどさ。ちびっこだけでなくオジサンにもちゃんと押してくれましたよ。
フルーツの乗ったあんみつまでセットになっているのは、盛り沢山すぎやしないかい?!
寒天だけでなく、グニッとしたゼリーも入り、干しブドウのアクセントもいいじゃん。フルーツパーラーらしいあんみつが楽しめますね。
ちなみにホットケーキにはメイプルシロップがつきますが、あんみつの黒蜜をかけてみるのもアリでしょう。かつての神田須田町スタイルです。

フルーツパフェはこんな感じ。
もちろん、フルーツパーラーはよそ行きのお店なんだけど、あんまり背伸びされても入りづらいだけだなって思うところもあってさ。
西村は、華々しくはない代わりに価格もほどほどですし、供されるものもちゃんとおいしいので、ちょうどよく肌に馴染みます。
町田に来たら、毎回寄ろっと。
いや、渋谷にいけよ! チーマーもいなくなったんだから。



コメント一覧
小田急には千疋屋のフルーツパーラーも有りましてね
昔そこに猫がいて、毎日店の入口のマットの上に鎮座してました
何年か前に虹の橋を渡っていきましたが結構長生きだった記憶があります