歩行町の住宅街にある古い洋食店。
昭和34年創業とのこと。
繁華街からは数ブロック外れており、観光客等は立ち寄らないであろう地元密着なお店です。私もネットがなきゃ、自力ではたどり着けなかっただろうな。
厨房にはいかにも職人さんて風体の爺さんが一人。
年季が入りつつも、キレイに磨かれたカウンター。食器棚には昭和な民芸品やら様々な封書やらがゴッチャリ詰まって気さくな生活感も漂わせておりました。
事前に予習した限り、どのメニューも旨そうでさ。
一応、カレーで有名なお店らしいのですが、やっぱ甘いのかなぁと思うと気が萎えちゃって。
カツ丼にするか、それともロイヤルなハイシにするかと、ひとしきり悩んだ挙げ句に、レトロエモいルックスのスパゲティを攻めることにしました。
これがまた、予想通りのクッタクタな炒めスパなのよ!
ミートソースは色付け程度の絡めてあり、薄くてもちゃんと肉の味のする揚げたてメンチにかかった自家製デミが全体の印象を締める設計であります。
うんうん、よろしいのではないでしょうか。
他のメニューも食べてみたいけれど、タイミリミットも近そうな文化遺産ですよ。
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