小田原名物として忘れてはならない、岡西のジャンボおはぎ。
数年前、一帯の再開発に伴い旧店舗が取り壊されて、向かいのビルへ移転しております。

デッカイ魚のオブジェに蕪の暖簾という、甘味屋らしからぬ入口なのよね。
つか、魚國2階の海鮮料理屋だったとこへ居抜きで入ってたのか!
さらに驚いたのが、魚國の魚屋は早川漁港に移転しちゃって、もうこっちじゃ営業してないってことよ! 景気わろし!
岡西もなぜか”Farmer’s kitchen ”を掲げて、定食やビミョーなサラダバーなんかを出すようになっており、コロナでご無沙汰している間に小田原にも色々変化があったんだなぁとしみじみします。

お団子はもうやめますというお知らせを見て、ショックを受けていたら、おはぎも無くなってて!
「嘘でしょ」と何度も品書きをひっくり返していたら、隣席の奥さんが「ひょうたん餅っていうのになったのよ」と教えてくれました。

”当店名物、ひょうたん餅”なんて書かれておりましたが、なんのことはなく、形を変えたおはぎじゃんか。
種類をあんだけに絞り、きなこやごまは別皿で添え、各々で振りかける形に合理化したようです。
サイズは依然大きく、食べ応えは変わらずなんだけど、形は旧来の砲丸の如き丸のままでよかったような・・・
わざわざ見た目の悪いひょうたん型にこねる必要があるのだろうか? 秀吉側に寝返ってしまうじゃんかとモヤモヤはするのです。
今回は豚汁トのセットで頼みましたが、お茶よか甘辛が嬉しいわ。

田舎汁粉です。
お店も若い子の接客に余裕が無くて、無駄に圧高めというか、なんだかウっときちゃう雰囲気だったんだよな。
週末のわりに店内もガラガラだったし、魚國のビルもこの先どうなるかわからんし、なんかちょっと心配ではあるのです。
表通りに兄貴が立って販売しているとこには旧来もおはぎも見えたし、こことは別にテイクアウト店舗も構えているようなので、中じゃ食わずにそっちで買えば良いのかもな。



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