我々の幼少の頃は、近所の駄菓子屋さんが珍しくなかった時代です。
といっても家の軒先でやっつけるような小店ばかりでしたが、店頭でおなじみの駄菓子は、実のところ、全国各地の名も知らぬ会社によりほそぼそ作られていたり、それらが意外な遠い街にまで流通していたり、夢があったというか、縁を頼りにした商売が面白い時代だったのかもしれませんね。

今でもスーパーなどでたまに見かける、味カレーは佐世保の生まれなんだそうですよ。
佐世保駅の店舗街にも、ポップアップショップが設置され、各種商品やグッズなどが販売中。
近年では長崎土産にもなりそうな様々な企画も動かしているようで、面白いお店だったな。

せっかくなので、通常に2倍ぶっとい、バリデカ味カレーをお土産に買ってきました。
カレー味のえびせん的な?
実のところ、見たことあるだけで、さっぱり馴染みのないお菓子なのですよ。
表面の溝はあったりなかったりのラフな仕上がり。
旨すぎず、ほろ苦くもあり、食べ続けると、ややモッサリしますね。
太さが倍になって、味がいまいち乗り切らないせいかもしれませんが、大手製品に比べると、もう一歩足りないような貧しい感じこそが、レトロな駄菓子っぽさかもな。
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