明治42年創業という牛鍋の老舗です。
現在はぶらんど~む一番町のアーケードに面したビルの
バーというか、貸切パーティスペースにて、間借り営業をしているようなのです。
いったい、なにがあったんだ・・・
とにかく、お店の環境が合わなすぎて、とんでもない雰囲気になっているのよ。
ペカペカの広いフロアで、無駄に背の高い椅子に座らされた爺さんたちが丼を食っている姿が前衛すぎて、すげぇな。
独特なあんかけスタイルの牛めしは、何かで記憶に刺さってるんだよね。
丼はやや小ぶりで、牛肉も多くは入らず、玉ねぎや玉子でかさましされております。
でも、とろみの付いた餡が牛の旨味をたっぷり含んでいるため、お味的には全く不足を感じませんし、ご飯にもバッチリ合うな。
タレカツも人気らしく、一緒に乗っけたミックス丼を注文したのよ。
サクサクのカツはやや荒い風味だったけど、厚切りで食べ応えがありました。
その他、漬物や水物も上品だし ちょっとしたお店のランチとして恥ずかしげなき内容です。
どっかのデパートの地下にでも滑り込めればぴったりなのにな。
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