勝山公園の向かいにあるパン屋さん。
昭和3年に和菓子屋さんとして創業した古いお店で、パンがまだ食卓に浸透してなかった頃から、官庁街を売り歩いた歴史があるようです。
繁華街からはちょい離れた立地なのですが、大通り沿いに立派な店舗を構えており、午後遅い時間にもお客さんが車で次々と買いに来ておりましたよ。
棚にならぶパンは概ね現代風にアップデートされたもので、ケーキなどの洋菓子も広く手掛けておるようですね。
名物はぐるぐるっとなったクリームロールなのかな? お腹に溜まりそうなサイズだったので、今回は避けちゃいましたが、他にも蔵王の卵を使った商品の押し出しを感じました。
お店の二階に気取らぬイートインスペース。
コーヒーはレジでカップを買い、入口のマシーンでセルフ投入式です。
”究極の” という大層な冠をかぶったクリームパンをつまむと、たゆんたゆんでさ。
パンというか極薄の皮のみで、ほぼクリームを飲んでるような感覚なのよ。
これだけ ”品質本位” のかっこいい紙に入れてくれるのが不思議だったのだけど、なるほど、紙でガードしながら食わんと、うっかり垂れるってことなんだな。
中のカスタードクリームはほんのりオレンジ色でスイートな風味でお菓子のような贅沢感があります。
まん丸たまごも、調味控えめで卵自体の風味があるのがいいじゃんか。
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