あらためて地図を見てみると、仙台市街における大学の存在はやはり大きくて、街がヘタらない要因になっているんだろうなと感じます。
その第一たるトンペー大学では、近年、分散していたキャンパスを昔の軍用地であった青葉山周辺に集約する動きもあったようですが、仙台駅南西徒歩圏内にある伝統の片平キャンパスは概ね存続。
そのすぐ南側に接地する東北学院大学も、アイリスオーヤマ本社の向かいに新キャンパスを拡張させ、勢い旺盛です。
繁華街からは外れた場所なのに、やけにラーメン繁盛店がならんでいるのが不思議だった荒町商店街。
なるほど、近隣で学ぶ大学生らが飯を食いに来るエリアでもあったんだなと合点しました。
飲食店の数も多く、昭和な香りを残す喫茶店も営業中。
2階にあるセピア色の店内には、分厚い漫画雑誌が山と積まれていたり、破れたソファをガムテでビタビタに補強していたり、いかにもな学生のたまり場な雰囲気です。
私はサ店でモクモクとたむろしていた世代ではないのだけど、なんだか懐かしく、すげー落ち着く環境でしたね。
スパゲティがきれいな山になってるのが嬉しいな。
ご覧のようにボリュームはたっぷりで、軽食でなく食事に足る量。学生街のお店はだから好きなのよ。
細めの麺を使って、しっかり炒めてありますが、ほどよき食感を残す仕上がり。お味はオーソドックスで、ぼーっと無心で食べきってしもうたよ。
厨房は壮年の兄貴、接客は高齢の婆さんが担当しておりました。
向かいの弁当屋でも買っておけばよかったな。
やはりこちらも名物は唐揚げ弁当らしく、仙台の学生向け唐揚げ弁当ってのは、一つの食文化になっていると思うんだよね。
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