2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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横浜ベイシェラトンホテル「コンパス」の”グルメパレット” ~正月~

ベイシェラトンのお正月ビュッフェに行ってきました。

みなとみらいのホテル御三家とは同世代。

会合や結婚式等に出まくっている地元民にとっては色々と思い出のある場所だったりもするのだけど、横浜駅至近という交通利便性以外に観光メリットは思い当たらねぇホテルなんだよな。

ホテルビュッフェに関してもそこそこで、特段のウリが無かった印象よ。

そんなベイシェラトンの食べ放題が、コロナ禍の感染対策も兼ね、ちょっとお高めなオーダービュッフェにクラスチェンジしたと聞いて以降、ずっと気にはなっていたのです。

でも、マリオットというよりは相鉄臭が濃いとこだし、そのままは受け取れんなと逡巡しておりました。

お正月ビュッフェの内容は、昨秋からの ”ヨーロッパフェア~北欧~” をベースにしているようです。

つか、オーダービュッフェに変わってからのほぼほぼが ”北海道フェア” だったので、どうせなら、北海道食べ放題処のまま、幕を閉じても良かったんじゃないかと思ったりもします。

なお、正月明けより、リニューアルにむけた改装期間に入るようで、これがラストチャンスでもありました。

各テーブルには、予めスモーガスボードが置かれ、まずはこれをつまみながら、お好みの料理をあれこれオーダーしてくれよという趣向です。

注文はコードを読み込んだ各自のスマホから手軽に行え、このボードのお料理もおかわりが可能。

*ちんまり盛られたキャビアは除く

おせちを気張って作らないことに決めた我が家です。

その代わりにお外でやっつけようぜという安易な正月ビュッフェ参戦なのだけど、意外とおせちを用意しないホテルも多くってさ。

その点、こちらは及第です。台の片隅にこのぐらいを置いてくれれば、もう十分に華やぐから! そういう新春気分が大事なんだから!

もっとも、うん万からのおせちを販売しているホテルなんだから、並の業務品よか、もうちょい良いもんを出してもバチは当たらんようにも思えますけどね。お雑煮もほしいし。

その他、チョッパヤででてきた「大珍楼」製の玉ねぎっぽい焼売。

チャーシューは自家製らしいけどイマイチで、中華は強くなさそうね。

おせち、サラダ、かに、飯、パン、デザート類は中央のビュッフェ台から自由に取ってくる枠になっておりました。

カニでもほじって、お料理の待ち時間を埋めてくれってことなのでしょう。

私にはむしろめんどくさいんだけど、レギュラーなビュッフェに比べると、しっとりな身が詰まった爪や足が楽しめるので、好きな人は喜ぶかも。

お寿司は1貫からオーダー可能で、お正月限定のいくらと、白身はタラとソイがありました。

赤酢でカッコつけてますが、後からネタをちょこんと乗せただけのお寿司は回転寿司未満かな。

お客にとって、オーダービュッフェのメリットは作りたてをいただけることなんだけど、そうした、お料理本位の転換ではなく、コロナ対策やロスを減らす目的のほうが大きかったのかも。

キッチン前にはほぼほぼ作り置きのものが積まれており、それらにちょこっと熱を加える程度のようなのです。

ノルウェーサーモンといくらカニご飯。

アンガス牛のステーキにポテトとアンチョビのグラタンを添えれば、それはもう北欧料理という安直メニュー。

これは一から焼いてるらしく、なかなか出てこなかったけど、このビュッフェの主役といえるお料理です。

お肉自体は荒っぽいお味でしたが、ハーフポンドサイズでどーんとでてくるので食べ応えは十分よ。

オマール海老とホタテのグラチネと丸ごと一匹ブイヤベース。

メニューに載せているのがイメージ写真なので、実際の分量とのブレがあり、だいぶ惑わされます。

サバフライ、スウェーデン風ミートボール、鴨胸肉のローストベリーソース、サバポテトサラダ。

ジャムを添えたミールボールがイケアっぽくておいしかったですね。

チーズとドライフルーツのコンポート。

配膳が追いつかないんじゃないかという懸念の中、オーダー抜けとか、皿が下がらないとかの課題はいくつかあったものの、サービスは想像よか頑張ってる感じでした。

通常のビュッフェなら、お料理を取りに離席している間に皿を片付けてくれるのがちょうどいいのだけど、オーダー式は座ったまま、ひたすら料理を平らげ、小皿を積むことになるので、どうしても卓の上は乱れがち。

コンパスのシグネーチャーメニューからローストビーフ。

これも悪くはないんだけど、新世代の外資ホテルビュッフェで出てくるものに比べると、やはり一昔前の水準のままなんだなと感じます。

値段と共に、一皿の質が上がるのかと期待しましたが、やはり追いつかなかったようです。

醤油ラーメン。

コンパス名物という牛バラ肉のスープカレー。

これはスープカレーというより、玉ねぎっぽいスパイスカレーって感じでおいしいな。

うっかり踏むとその先が食えなくなるビュッフェ地雷枠のカレーだけど、これはサラリと食えるのがいいところ。

クレープやワッフル、アイス、シャーベット類。

セムラ、シナモンロール、米粥など、北欧スイーツも取り混ぜたデザート類はそこそこです。

コーヒー、紅茶、ジュースなどはフリー。

ラストオーダーまで90分か・・・

スマホオーダーだけでなく、デザートなどの台のものも取れなくなってしまうらしく、時間的余裕はありませんな。

やはり、お料理の量やペースを自分でコントロールできる従来のビュッフェとは勝手が異なり、パラパラと届くものを、忙しなく詰め込むだけの食事になりました。

このオーダー式はやめちゃいそうな気もしますけど、とりあえず、リニューアルを楽しみに待ちましょうか。

コメント一覧

  1. 匿名 より:

    気分の悪い記事

  2. 涎犬 より:

    健啖家だなあ。今年も楽しく拝ませて頂きます。単価は高くなりましたが、食えなくなりましたよ、あたしゃ。

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