2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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横浜中華街「萬珍樓 本店」の麒麟コース

社会がコロナ被害を語らなくなって以降、徐々に人出も戻ってきたような中華街。

最近は立ち寄る機会がとんと減ってしまったので、くまなく歩いて偵察したいところでありますが、善隣門から大通りの混雑を俯瞰してみると、う、うわーんとなって、ついつい近場でやっつけることにしてしまうのです。

萬珍は大店なので、比較的席を確保しやすいのだけど、コース主体で回転は良くないため、週末などはやはり予約を入れておいた方が無難かもしれません。

重厚な細工に彩られた店内は高級感が漂い、席もゆったり、くつろいでお食事できる環境。

ただ、こういうお店でも、チャイナなヲバちゃん等のサービスがガサツなのは、横浜中華街の伝統です。

お料理は「華正樓」みたいな横浜オーセンティックに対して、今風も取り入れたホテル中華って感じの内容だよね。昨今はあらゆるものが値上がりしているし、相対的に値ごろ感が増しているように感じますよ。

お昼のほどほどな麒麟コースは、どれもちゃんとおいしい前菜盛りから。

叉焼や蒸し鶏が柔らか~く仕上がっているのが現代風だな。

じんわりおいしい大山鶏と白木耳、なつめのふかひれ蒸しスープ。

ハッタリのため、ふかひれもちょろり入ってるみたいだけど、別にいらないよな。むしろ例湯的な薬膳スープをつけてくれるのが嬉しいの。

海鮮二種作りは、大海老のチリソースとイカの海老すり身詰め。

和豚もちぶたとエリンギの煮込み。

予め、小盛にして持ってきてくれるのは楽ちんなんだけど、中華ってのは熱々が大皿でガバっとやってくるのが魅力のひとつなので、どうしても見た目の迫力や熱感に欠けるのが唯一物足りないところかな。

帆立貝のニンニク香り蒸し。

お味についても、何かがめっちゃ旨ぇってのは無い一方、安定感はあります。 

窯焼き豚とインゲンのXO炒飯。

個人的には嫌いじゃないけど、チャーハンはヒリヒリするほど胡椒効いてたぞ!

赤肉メロンソースの杏仁豆腐とおいしいお茶。

やっぱ、締めのデザートが魅力的だと、食事がよく締まります。

コメント一覧

  1. jincun より:

    去年くらいに私もコース頂きました
    ゆったり食事ができるし
    見た目とかもいいのですが
    温いというか熱々じゃないんですよね〜
    口に入れた瞬間ヤケドするくらいwが好きなもので 笑

    まあそういうスタイルをオーダーしたのはこっちなので
    しょうがないのですが、、、

    気になったのは炒飯が作りおきの感じでおいしくなかったです

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