太平道にある中国料理店。
たしか「杜記」の関連店としてオープンして、ワインやら無化調やらヌーベル酒家な路線も試みていたんだけど、いかんせん、賑いからはだいぶはみ出した辺境ゆえ、なかなか花は咲かず。

様子を見に来るのも億劫な立地なので、すっかり存在を忘れていたところ、ミサイル超獣さんの意外な記事が届きました。
数年前に改装したらしく、店内の雰囲気がだいぶ変わっただけでなく、中身も別物になったみたいだね。
お昼に行ってみたら、まさかの満席、大賑わいじゃん! この場所でか!
客層には昼食リーマンの姿もチラホラは見えるのですが、それ以上に付近に住んでいるであろう中華の方々に厚く支持されている様子だったのよ。いわゆる、ガチ中華寄りな性格になったんだな。

グランドメニューはわりとオーソドックスでしたが、ランチのリストはいい感じじゃん。
昨今注目の香港みも顔を見せており、こりゃ、何度か通うことになりそうだな。

いわゆる煲仔飯を攻めてみましょう。
回転重視のランチには不向きな、提供まで時間がかかるこのメニュー。
米は短いものを使っていますが適度なパラ感がある仕上がりで、おこげは無し。
タレはかけ回すのではなく、こってり甘辛なものが別添されます。
土鍋よか扱いやすい金属鍋だけど、冷めるのは早いかもな。

具は今期初であり最後になるであろう干し肉に加え、腸詰のダメ押しよ。
干し肉も腸詰も自家製とのことで、気合は十分ですよね。
具は基本二種盛りで、鶏も選べますから、お味かぶりを避けるなら鶏+腸詰あたりが無難でしょうか。
お昼の良い選択肢が出来たな。
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