倉敷「倉敷珈琲館」の琥珀の女王

美観地区においしい珈琲店があるということで、立ち寄ってみました。

サンマルクの展開する「倉式珈琲店」の存在が至極紛らわしいのだけど、別のお店ですよ。

小さな入口は、注意してないとそのまま気が付かず通り過ぎちゃうかもね。それでも、我々が店を出る頃には行列ができていましたから、皆さんもよくご存知の有名店みたいです。

店内に入ると、珈琲の良い香り！！

やはり古い蔵屋敷を改装した店舗です。内部はまったく雰囲気の異なる重厚なレンガ積みの空間になっていて、そのギャップに驚きました。ここもまた浦辺鎮太郎氏が関わった物件なんだってさ。

メニューはほぼ珈琲のみ。こだわりのネルドリップです。

名物の琥珀の女王は、デミタスカップで供されます。

水出しコーヒーをベースに、リキュールやはちみつを加え、表面をクリームで覆った一杯。

これがさ、濃厚でスイーツのような味わいなのよ。

ちびちびと舐めるようにして楽しみます。

芳醇ブレンドのアラビアン。

アイスコーヒーのマンデリンノワール。

どのコーヒーも、それぞれに豆の個性が出ていて、とてもおいしいです。

濃厚で香りよく、飲み応えがありますね。

店内は小ぢんまりとして、だいぶ混雑した環境ではありますけど、出てくる品は一級です。