パルス通りにある大正10年創業の老舗洋食堂。
元は軍艦の食堂長だった方が開いたお店なんだそうですよ。呉っぽいね!
看板に掲げる ”田舎洋食” ってのが渋いよな。
100年超の歴史があるお店が、こんな気さくな体裁でいいのかって感じなんですけど、いかにも町食堂風の小さなお店なのよ。
メニューも純洋食ではなく、うどんや丼、おつまみなども提供。
厨房では老コックさんが現役でがんばっており、ホールは若手がお手伝いしておりました。
名物のカツ丼は、スピードメニューらしく、チョッパヤで供されますよ。
丼なのにフォークがそえられるのがハイカラなのよね。
カツは豚ではなく、ペラい牛カツを細切れにしたものが乗っかってます。
ソースは中国地方風の揚げ物デミの中では、わりとはっきりなお味と塩っけのあるもので、これが牛カツの風味がよくマッチして、ビーフシチューみがあるといいうか、カツハヤシ的にも食えるんだわ。
なかなかイケるじゃん。ただ、お味はしょっぱいくらいなので、今回はご飯少なめにしたんだけど、むしろ多めにして受け止めたいです。
厚切りの浅いぬか漬け。汁はつかないみたいなので別途要注文。
目下、第二の名物は肉じゃがらしくて、舞鶴の捏造話に後から乗っかった形の苦しいまちおこしにも協力しているようですね。気さくなお店よ。
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