広島市内には独特なつけ麺の文化が存在しますが、ご当地にも冷たい麺のご当地食がありました。
それって冷やし中華じゃんて思うもしれませんけど、名前の通り、おそらく朝鮮系のそれをイメージしつつ、そば粉麺の代わりに、平打ち中華麺を使ったことで、間の子的なメニューが産まれた経緯のようです。
夏だけでなく通年提供しているのも特徴で、こちらのお店がその元祖なんだって。
お店は呉のメインストリートである本通り商店街に立地します。
周囲に降りっぱなしのシャッターが目立っている状況下で、平日の昼下がりにも行列が続いているのはすごいことよ。
週末などはさらに混み合うんだろうな。行列や券購入に独特なマニュアル対応がある様子でした。
冷麺には大小あり、小が並となる分量です。
キュッと締まったピロシコな平麺がいい感じじゃんか。
タレは濃いめで、塩みとほんのりな甘みに鶏のコク。そして、初手からピリ辛であるのが不意打ちです。
一般的な冷やし中華との違いは、辛さに加え、酸味がかなり控えめになっていることかな。冷やしタレ和えそば的な感覚の食いもんでしたわ。
お好みで卓上の酢辛子や黒酢を足すと、我々の食べ慣れた冷やし中華に近くなり、そしてやはり足したくなっちゃう横浜人ですね。
本場の冷麺も、元々は冬に暖房の部屋で食ったものらしいのだけど、呉にも冬に食う文化が根付いたのは面白いところ。もちろん、暑い日には、ひときわうれしくなるお品でした。
コメント一覧
本場の冷麺も、元々は冬に暖房の部屋で食ったものらしいのだけど、呉にも冬に食う文化が根付いたのは面白いところ。
って、何で上からなんですか?そもそも呉の冷麺の歴史など知らないでしょうに…。呉の冷麺は当代が試行錯誤のの末、残念ながら味がおちてるのは有名な話です。呉の人が愛した冷麺は先代の冷麺です。私も学生時代30年前くらいは並んで食べてました。
知らないことを、わかってるかのように記事にしないでくたさい。
>匿名さん
呉市民は冬に冷麺食わねーよって話なら、そりゃ失礼しましたってなるけどさ。
オレは先代の味が好きだったんだと言われても,知らんがな。