表参道商店街への曲がり口にある、もみじ饅頭店。
もみじ饅頭の製造は各店共にオートメーションが進んでおり、少量を手焼きするのはせいぜい観光体験の時くらい。そんな中で、当店は宮島で唯一の手焼きもみじ饅頭を謳っているのよね。
この日は時間が遅く、残念ながら製造風景を確認ことはできなかったのです。
ただ、ちらっと見た限りでは、浅草の人形焼のように型をパタパタさせながら焼き上げる体制ではなさそう。店頭にはそれなりの焼成機械も置いてあったし、これがフルオートではなかった時代のものってことなのかもね?
しらんけど。
季節限定のスイートぽてと餡等、様々なもみじ饅頭が売られており、中身によって賞味期限も異なるようです。
この場合、上の2つがナルハヤでお召し上がりくださいな品。
定番のあんこと比べると焼色も明らかに違うんだよな。
仮にこれが手焼きか機械かの差だったとしても、食べくちというか、ほんわか焼けた生地のお味自体は大きく変わらないように感じです。
チーズ入りもみじ饅頭は当店が元祖を謳っております。
一般的にはチーズクリームなところ、プロセスチーズの塊がボカンと入る北海道式だったのよ。
仮にチーズもみじだけの箱詰めをもらったら、ちょっとさみしいと思うのだけど、あんこと併せ食うことで しょっぱみのアクセントになって、2個めの選択としてはアリかな。
あんこの方はご当地らしい、すっきりとした皮むき餡が使われております。
粒あんだと餡が勝ちすぎるバランスになったので、なるほど品の良いあんこを合わせるのは必然でもあるんだなと合点しました。
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