2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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【食べ旅・広島】 尾道で時をかける

広島市街は早々に飽きられてしまったようで「尾道に行ってみたい!」という要望が出てきました。

尾道かぁ、以前にちらり立ち寄って、いいとこだなぁ~という印象が残っていたのですよ。

その後も幾度となく旅の候補にも浮かんでいたのだけど、いかんせん、広島からも岡山からもビミョーに距離があるし、かといって何泊も滞在する観光ボリュームは無ぇってことで、見送りになってたんだよな。

いい機会だし、ちょこっと行ってみっか!

広島駅からは山陽本線で約1時間半。

今回は新幹線を使ったのだけど、新尾道駅からバスに乗るよか、手前の福山で乗り換えた方が早ぁということらしく、それでも50分ちょいくらいにしか圧縮できませんでした。やっぱり、旅行者にはめんどくせぇアクセスなんだよな。

それでも、コロナ前までは観光客数が右肩上がりの活況だったらしいのです。

どこのお客さんがどういう手段で遊びに来てる街なんだろうね? 山陽の大都市からの日帰り観光にちょうどいいって場所なのか? KADOKAWA世代がリタイヤして大挙押しかけてるとか? 

やっとたどり着いた尾道駅は、駅舎もすっかり新しくなっておりました。

なんと、2階はホテルになっているんだってよ。

古くから海運の拠点として発展した尾道。

戦前までは広島に匹敵するほどの商都だったらしいのよね。マジかよ。

”坂の街”としても知られております。

平地が少なく、山肌に住宅がへばりつく感じがいかにもな風情よ。港南区みたい。

中心部には本通り商店街などいくつかの古い商店街が残っておりますよ。

数十年前ですら、だいぶくたびれていたので、もはや見る影も無いのかと思っていたら、これが意外とそうでもなさそうでさ。

もちろん、シャッターを下ろしたお店も少なくはないのよ。でも、それなりに新陳代謝できているのがすごいところで、若いお店、面白げなお店も散見するんだわ。

これら商店街を歩いて、買い物やお食事をするのが尾道観光の楽しみです。

その他、今回は立ち寄れなかったのだけど、周辺エリアには洒落たカフェなんかも点在するらしく、堅調な観光需要が街を支えているのは間違いなさそうですね。

この日はちょうどコスプレイベントがあったようで、商店街をレイヤー諸氏がひたすら練り歩いておりました!

かつて、大林神のもと、フィルム・コミッションの魁でもあった尾道。

現在、ご当地を舞台にした「ぽんのみち」というアニメも放映中らしいし、文学、映画の後は”アニメの街”としての売出しに力が入っているのかもしれませんね。

しかし、前田佳織里さんは働きすぎだな!

一方で龍の如くな歓楽街は、ほぼほぼ息してない感じだな。

宿泊施設が少ないし、内向きの需要については、主要産業である造船が斜陽なところが厳しさなんだろうね。

それでも、ところどころに港町らしい風情が残っていて、ほっつき歩くのは楽しい場所なのです。

せっかくなので、ロープウェーで千光寺山に登ってみましょう!

この際、チケットは片道だけ買っておくのが賢明よ。

一旦、千光寺まで下ると、だいぶ山を登らないと帰りの駅に戻れないからね。デブは死んじゃうからね!

この景色が良いの!

山頂には新しい展望台が完成しており、超素晴らしき眺望が楽しめます!!

造船所がかっこいいな!

おい、港の見える丘ってのはこういうのをいうんだぞ、横浜市よ!!

やはり、瀬戸内海の港町はいいよなぁ。

806年開基という千光寺が、尾道では一番の観光スポットかな。

天寧寺の三重塔。

尾道には実のところ、めっちゃお寺が多いようで ”海の京都” と呼ばれることもあるようです。

一応、尾道七佛めぐりのようなコースも設定されているようですが、日帰り観光地から脱却して、1泊2日分のボリュームに膨らませていくことが今後の課題でしょう。

帰りは急坂を下っていくので、デブの膝がつらいです!

でも、面白い道ですね。

この日は生憎の天候だったんだけどさ。

尾道水道ののどかな水面を眺めつつ、ぼんやり過ごすのも気持ちよさそう。

折りたたみ自転車を買って、しまなみ海道を・・・という旅はもう無理かなぁ。根性が足りなくて。

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