大阪土産といえば、蓬莱の豚まん！
主要な駅やデパートにも売り場があるのですが、戎橋筋にある本店は別格のようで、常に大行列ができておりますね。
そのお隣にある、こちらの蓬莱よ！
私は近年までは５５１の古い店舗なんだと勘違いしておりましたが、実のところ「蓬莱食堂」にルーツを同じくする別経営のお店だったんだよな。
どちらも豚まんや焼売を看板商品に掲げ、似たような体裁の中華レストランを併設しております。
作りたてにこだわり、饅頭生地を配送可能な関西圏にしか出店しない５５１に対し、チルド品に先鞭をつけて、横浜のスーパー等でもたまに見かける豚まんパックを販売する本館という販売路線の違いもあるようです。
本館の販売コーナーは、５５１に比べるとだいぶ静かです。
持ち帰りの他に、こじんまりとしたカウンターには辛子や酢醤油などが用意され、その場で立食することも可能。
セットの焼売がデケェよな！
横浜中華街のそれで育ったものとしては、イマイチおかずにしにくいタイプなのよ。つなぎっぽさを感じるはっきりしないテイストで、５５１とも同系統。
豚まんはバンバン売れてないせいか、蒸したて熱々のコンディションではなさそうです。ちょい冷めたくらいだったわ。
柔らかく甘い皮に、玉ねぎたっぷりのユルい餡。
個人的に５５１の魅力は包みたて、蒸したての鮮度にあり、特に皮の旨さだと思うのね。その点、こちらの商品はやや落ちるし、軒を連ねる商売だと、小売は厳しいわな。混雑を避けるための妥協みたいな選択肢かもね。
もっとも、このセットをこの安価で提供できるのなら、十分な価値があるので、空白の関東を狙ってほしいです。
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