新潟駅も楽しくなってきましたが、やはりローカルな濃度が高いバスセンターも素通りはできませんね。
ビルの二階に、イタリアンの始祖である「みかづき」が入っております。
カフェテリアというか、ファストフードな体裁のお店。店内にはほんのりくたびれ感が漂い、をばちゃんが気さくに対応してくれるとこも、古いチェーンストアの片隅にありそうな雰囲気よ。
新潟のご当地グルメであり、他県人には容易に理解されないであろう、イタリアン。
今回はスルーでもよかったのだけど、ほどほどの量なので、食べ歩きの隙間にスルッと食べられちゃうのが良いのか悪いのか。
ちなみに、下越を中心に展開する「みかづき」に対し、中越には「フレンド」が棲み分けており、このイタリアンという食い物を複数のブランドが扱う時点で、我々の想像の域を超えてくる新潟です。
県民はやたら押してくるけどさ、これを食って育ったお前らだけの価値だからな! イタリア人にはブーツで殴られるからね!
ぬるい焼きそばに、コーンや人参の混じった庶民的ミートソースをかけてしまって謎メニュー。
具はやさぐれたキャベツともやし、無駄に太麺だったりもするのですが、ミートをかける分、素のソース焼きそば味はだいぶ控えめになっておりますよ。
そして、生姜増量という不可解オプションの存在。誰得な紅色抜きなぞもしておるのですが、なるほど、これはシャッキリとしてなかなかイケる生姜ではありますよ。ただ、力を入れる部分はそこじゃないような気もするのよ!
本体の焼きそばにもう少しの活があればな。謎ミートソースにも目をつむれるのだけどな。
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