新潟五大ラーメン、最後の一つはカレーラーメンです。
本来、四大ラーメンだっところにねじ込まれた変わり種で、これも三条あたりの文化らしいのです。
ラーメンにカレーをかける天井低めな料理なので、新潟市街でもあえて看板に掲げるお店は目につかず、町食堂メニューの片隅に載っかるような脇役なのかもな?
ぶっちゃけ、これはスルーしてもいいかなって思ったのですが、旨い店、聖龍のメニューにもあったので、もしやと思い、再度、食べに行ってきました。
Googleさんも今なら空いてるって言ってたのに!
すでに夜更けといわれる時間にも関わらず、待ち客がおり、活況な店内です。
カウンターに陣取ったのですが、狭い厨房の老夫婦とお父さんは、阿吽の呼吸で手や体をクロスさせつつ、見事な連携を見せてくれますよ。リズミカルな鍋の音。お母さんの接客も優しく無駄がなく、実に手練れた風景です。
ちなみに隣席のデブは、ラーメンになぜか焼肉弁当がついてくるボリューム過剰な定食。反対隣のデブは麻婆麺にカレーチャーハンのオーダーで、お前はどんだけ刺激に飢えてるんだって思ったのだけど、私も食べ旅中のデブだし、席はぎゅうぎゅうなので、ツッコミの手は伸ばせませんでした。
ラーメンの上にカレーがかかるタイプです。
カレー自体は気易いものですが、ビーフの香りが濃厚。ラーメンに親和しそうな鶏や豚でなくあえて牛って選択は面白く感じます。
ベースが弱いと単に薄めたカレー味になってしまいますが、こちらは土台の背脂系が旨いので、ある程度の相乗効果が期待できますよ。
そして、やはり自家製太麺の歯ごたえが良いのよ。
多少おいてもへたらない力強さがあり、カレーとも好相性といえましょう。
聖龍で食べて正解ですね。
ちなみに、とんかつラーメンなんてのもあるお店なので、もしかしたらカツカレーラーメンも作ってくれたかも?
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