2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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道後温泉「山田屋まんじゅう 茶楽」の抹茶プリン

皆さんおなじみの「山田屋まんじゅう」は愛媛のお菓子屋さんです。

慶応3年に宇和で創業して、本店を残しておりますが、現在は松山市の北条エリアに本社工場を構えております。

全国のデパートに広く展開する一方で、直営店は愛媛に5つ、東京に1つのみ。

その中の道後温泉店には、県内唯一の茶房が設置されておりますよ。

商店街の喧騒からはちょい離れた、道後温泉本館の裏手に立地。この時もほぼ貸切状態でしたが、大人な雰囲気の中で、しっとりくつろげる穴場なお茶処でした。

パフェの他は、店頭販売品と宇治茶の組み合わせが基本メニューみたいです。

でも、今回注文した発酵茶のセットには、愛媛の西条市で作られている希少な石槌黒茶をつけてくれたのよ。そういうとこはさすが気が利いてるなと思います。

空海が伝えたともいわれる石槌黒茶は日本では珍しい後発酵茶で、独特な風味と酸味がありましたよ。 

山田屋まんじゅうは皮むき餡を丸め、極薄の皮をまとわせた、シンプルできれいなお菓子です。

おまんじゅうというか、ほぼあんこというか、これも独特な品だよね。

その昔、巡礼の旅人により製法を伝えられたとのことだけど、岡山にはそれに先立つ形で大手まんぢゅうなども生まれており、やはり、京発いうよりは瀬戸内地方のモードだったのかなとも想像します。

品の良い、しっかりスイートなあんこなので、一個でも食べ応えがありますよ。

ただ、黍餡や白餡の商品も出てきたので、どうせなら、3種盛りで全部いただきたい気分でもありますね。 

デブは小粒一個じゃ食い足りず!

YMADAYAという洋菓子ブランドで展開している抹茶プリンを追加注文しました。

滑らかまったりな抹茶部分は甘くせず 底に仕込まれた山田屋あんこと混ぜていただく形よ。

これもおいしくできておりますわ。さすがだなと思います。

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