伊勢佐木長者町「チヴィダーレ」のピッコロ

「バーグ」の裏手に、小さなイタリアンが出来ておりました。

他には組事務所くらいしかない通りなので、ほとんどの地元民が気が付かんかもしれんけど、今回のお店はぜひとも注目してほしいのです！

かつては隣のスペースを含め、和食屋だったこともあるんだよな。

とにかく目立たん場所であるのは間違いなく、なんかの倉庫を経て、再び飲食化した後、カフェがしばらく営業していたことも知らんかったわ。

こちらも5月から営業していたんだな。兄貴二人でやっており、地元食材を積極的に取り入れる”神奈川イタリアン”を掲げております。

私は初めて入るので、ランチは定番品から組み立てましたが、値段もリーズナブルだし、日替わりの黒板からもいろいろ選べるそうなので、通い詰めても飽きなさそうよ。

神奈川県産鮮魚のカルパッチョは、炙った皮ごと、ごく薄切りにした目鯛。

アクセントのシャインマスカットや、チーズや塩、オイルの塩梅がちょうどよく、おいしいな。

突き出しに揚げたての青海苔ゼッポリーニもつけてくれますよ。

パスタはローマ風カルボナーラ。

クリーム入りよか、幾分あっさりとした食べくちで、表面をさっと炙って焦げ香を加えておりました。カリカリ焼きの旨ぇパンチェッタを大事に大事に配分しちゃう！　

私のだらしねぇ体型を見て「大盛りもできますよ」って囁いてくれ、たっぷりいただくことができたんだわ。お味はもとより、女子盛りを気取らないだけでも嬉しい。

自家製のもっちりなフォカッチャもいい感じじゃん。

特製生ティラミスも、おいしくできております。

基本のパスタセットからデザートを省かないのも、また嬉しい。

こんな立地ではありますが、間違いなく良きお店が出来ましたよ。

やはり、周囲にお客さんが少ないのがネックだろうけど、スルッと入れるのは今のうちかもよ。