2023年8月までの記事を =懐古編= https://taputapu.info/archive に移設しました。
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松本「山屋御飴所」の御あめミックス、吟の米蜜

松本は飴の街。

江戸時代から続く ”あめ市” で、大変賑わった歴史があると、博物館に展示されてたわ。

現在でも、お正月明けに大きなお祭りが催されるようです。どんなものなのか、一度は覗いてみたいよね。

最盛期の20軒からは、だいぶ数を減らしてしまいましたが、市内には幾つかの老舗飴店が残っております。

寛文12年創業の山屋もその一つ。

昭和のはじめに建てられたという渋~い店舗で、ひっそりと営業しておりました。

昔ながらの商品を守るお店でありますが、キュートなパッケージや新商品など、時代に即した取り組みも怠ってはいない様子です。

色々と味見できる蔵形小箱は食べきりやすい容量で、気張らぬお土産にちょうどいいな。

左の御あめミックスには、落花生入り板あめ、米飴の白玉飴、バターミルク味の堂々飴。

右は板あめミックスには、プレーンの板あめ、信州りんご板あめ、煎り大豆入りのむかし板あめ。

内容も被らないよう配慮されておりますから、両方買っても大丈夫です。

いろいろな飴が安価に供給されている現代。

より強いお味に慣れてしまうと、いま一歩物足りなくも感じてしまう麦芽糖だけど、とにかく優しく、ほんのりな甘さを宝物のように味わっていた時代があったんだなと、過ぎた日に思いを馳せることができますな。

ちなみに繭状の飴は、やはり歯にくっつくので、詰め物が古くなっているオジサンは要注意だよ!

こちらの板あめはチップス的な薄さで、パリン、シャクシャクという食感が楽しいもの。

やはり、お豆でもって別の歯ざわりや風味を加えているのですが、乾燥りんご入りのものも酸っぱいお味がアクセントとなっておいしいので、オススメです。

米蜜のプレミアムな方は、香ばしさやコクを比較的濃厚に感じますね。

トロリと扱いやすい粘度になっており、はちみつのようにパンやヨーグルトに使ってってことでしたが、せっかくの優しいお味が埋没してしまうのももったいないので、榮太郎のアレみたいに、そのまま舐めるのがいいんじゃないか?

ただ、その姿はうかつに他人に見せられないけどね! そんなことしてるから太るのよって言われちゃうから!

コメント一覧

  1. みこにゃー より:

    私もこれ大好きです〜♪
    甘いものから食事・お酒と、松本は食に関してはハイレベルだと思ってます。
    そういえば、松本の味噌屋「萬年屋」さんとバウムクーヘンの「てまりや」がコラボした味噌のバウムクーヘンが超美味しかったんですが、無くなってしまって残念。
    でも、通常のバウムクーヘンも美味しいです。
    (長文失礼しました)

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