松本の乾燥した気候は、飴づくりに最適なんだそうですよ。
今町通りにある飯田屋も、寛政8年創業の老舗です。
裏の作業場の方に古い蔵が残っていたりもするのですが、販売店はモダンな体裁になっており、店番している大女将とのコントラストが強めにキマっておりました。
店頭では欠品が多くなっておおるようで、残念ながら、いろんな商品を試すことは出来ませんでした。夏場に製造を絞っているとかの一過性ならいいけれど、お店が弱ってきちゃってるようなら心配だよな。
名物はあめせんべい。
これもすげー楽しみにしている松本土産の定番なのです。
飴を幾重にも重ねて引っぱることで、細い管を束ねたような形状となり、サクサクな軽~い食感で楽しめるのよ。
艶のある見た目も綺麗だし、口溶け良く、お味も甘香ばしく、ラグジュアリーなお菓子なんだよな。
これは後世にずっと残ってほしい品。
店頭では板飴の久助も販売しておりました。
どうせかじるんだし、多少割れてるだけなので、全然お得ですな。
こちらの板飴はほどよい厚みで、カリサクの心地よき食感と豆の風味。今回は、初恋まめいたという商品だったのだけど、豆の他、乾燥りんごも入っているようで、時折、甘酸っぱいお味があって、なかなか洒落とるのよ。
どちらもおいしかったわ。
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