宮崎神宮に向かう途上で通りがかった、うどん屋さん。
デブにとっては、たまらん屋号だな!
創業大正2年という老舗みたいです。
表通りは江平商店街という、だいぶ元気のなくなっちゃった商店街。
脇道は大学通りというらしく、近所には宮崎公立大学、その前は宮崎大学教育学部、さらに遡れば宮崎師範学校があったようなので、学生メシどころとして、この屋号なのかもね。
入店してみると、お店も運営もだいぶ近代化していて驚いたな。
会計時には次回使える天ぷら追加や替え玉のクーポンまでもらえるのです。
名物は肉うどんなんだって!
この日はタイミングよく ”秋の肉うどん祭り” が開催中で、肉増しの商品が販売されておりました。
丼は比較的小ぶりでやってきましたが、やわ茹でのうどんがみちみちに入っております。
汁はだいぶ黒く、いりこだしをベースにした甘辛味。肉うどんの場合は特に甘さの印象が残りますね。
上に乗るのは、ちょっといいお弁当に入ってそうな宮崎黒毛和牛の甘辛煮。となると、必然的にすき焼き風生卵も欲しくなるので、肉うどんよか全部入りの江田うどんが正解かもな。
ちなみに江田うどんは、かつての常連、江田さんの要望から生まれたメニューらしいぜ。
こちらは徳島から移住してきた方が始めたお店で、戦後からの釜揚げうどんよか古い歴史があるようです。
現在の宮崎ではやや異質な系統らしく、強いて印象を述べると、関東立ち食いそばのタッチに近いかな。ベースの出汁は違うんだけどね。
他にも、澄んだいりこ出汁の軟ゆでうどん文化がチラホラ見えたり。一口に ”宮崎うどん” といっても、釜揚げうどん好みに統一されているわけではなく、様々混在しているのが実情のようですよ。
コメント一覧