なんだか、ずーっと工事しているような印象の長崎駅前。
西九州新幹線も開通して、玄関口としての機能は大きく向上したのかと思いきや、博多どころか、久留米、佐賀にも届かない武雄温泉までという誰得路線だもんな。
煌びやかな駅ビルについても、全国区のベタを集めただけなので、私ら旅行者にはなんも面白くなかったのよ。

1955年に長崎で初めての「トリス・バー」として創業した「ウミノ」。
以前は浜町のアーケードで営業していたのですが、仲見世8番街の「サンウミノ」共々に閉店。現在は新しい駅ビルに入った姉妹店がその歴史を受け継いでいるようです。

名物のフルーツサンドをいただきました。
季節によって中身が変わるようで、この時はいちご、キウイ、バナナ、オレンジ、パインだったかな。
それよか、クリームの方が特徴的なのよ。
普通は果物を邪魔しないよう控えめな生クリームを使ったりするところ、こちらのものは練乳でも入ってるんじゃねーかというこってり甘めのチューンに、シャリッとした砂糖のアクセントまで加わります。
やはり、長崎は甘好みの街なんだなと感じますね。
フルーツサンドって見た目だけで、いざ食べるとパンだけ浮いちゃいようなこともあるけど、このサンドイッチはヘビーなクリームが全ての要素を上手く取りまとめており、一体感がありますよ。
ちなみにこれはハーフサイズなのだけど、フルはパン4枚分の計算になるから相当に食いでがあるぞ!
ダメ押しに添えられる缶詰フルーツと、わりとフツーなコーヒー。
店内は席もゆったりとしてくつろげる環境ですが、L字型の構造上、角に配置しておかなきゃいけないスタッフがいないので、こっちから席を立って注文しに行ったし、水は飲み干しても継ぎには来ないし、基本放置プレー。
サンドは旨いけど、客席には目が届いていない様子が気になりました。
コメント一覧