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門真市の「海洋堂ホビーランド」を覗いてきたよ

フィギュアで有名な「海洋堂」は、大阪の門真市に本社を構えております。

商品等を展示するミュージアムもいくつか運営しているのですが、お膝元のホビーランドが令和7年11月30日で閉館してしまうと聞き、万博公園に向かう途中にちょろっと覗いてきました。

門真市駅前にある元気のないスーパー「イズミヤ」の3階。

ほんとにこんな場所にあるのかと地図を見直してしまうロケーションです。

大阪を襲うモーレツなインバウンドですら、ようようたどり着かないだろうなと思うのですが、それだけでなく老朽施設の建て替えが計画されているようで、このタイミングでの閉館になったのでしょう。

ホビーランド自体は2021年オープンなのでまだ新しく、もったいない気もするのだけど、わりと簡易な体裁だし、移設なり、巡業なりで、命脈をつなぐことはできそうです。

大阪城内にもミュージアムができたようですしね。

創業者の宮脇修は、様々な職を転々とした後、京阪土居駅近くに一坪半の小さな店舗を借りるのですが、そこで何を商うかを決めかねて、木刀の倒れる方角で進路を占ったんだそうです。

それが、模型屋か、うどん屋かの2択だったっていうんだから、笑っちゃいますよね。

狭っ!

けど、うどんを調理するよりは楽だったのかも? 

先に決まっていた ”海洋堂” という屋号も飲食店ぽくはないし、心の中では模型屋に傾いていたのかもしれませんね。

館内には1万点を超えるフィギュアやプラモデルが展示されているようです。

社長考案のブロンズ彩色の見本など。

当時は”帆船の海洋堂”との異名もあったんだとか。

黎明のガレージキット。

海洋堂はストイックな職人集団のイメージだったのですが、沿革を読むと、ノリとアイデアとロマンをふりかけた、なにわ商売人一代記みたいなテイストもあって、なかなか面白いのです。

「グレムリン」と「ザ・フライ」の特殊効果を担当したクリス・ウェイラスと親交があり

一緒に動く恐竜展を開催した際に造られた恐竜の頭は、本社の屋根に飾られていたんだって。

泉田洋志という俳優が50年かけて収集したというミニチュアコレクションがヤッベェ!

本物の船大工や道具職人たちに頭下げて特注したものらしく、これらは趣味の域を超えた文化財だな。

エヴァンゲリオン。

名作劇場のカプセルトイ。

チョコエッグのおまけの数々。

ウルトラマン。

所属する造形師や彩色師の作品をまとめたコーナー。

こうして、人ごとにくくってみると、やはり個性が滲む職人技なんだなって感じます。

彩色等のワークショップも開催されているようですが、あいにく時間が合わず、ミャクミャク様は塗れませんでした。

太陽の塔。

ミュージアムの外側部分にもびっしりとフュギュアがならんでおり、好きな人ならば、ここでなんぼでも時間を潰せるんだろうなぁと思います。

館長のバナナ木刀カステラをお土産に。

同じく門真市にあるスティックカステラメーカー「リマ」とのコラボ商品だって。

元祖っていうわけではなさそうですが、バナナカステラも関西のおみやげ感強いよね。

ふんわか甘いカステラ生地の中には白あん。

もっとバナナ香料が安っぽいイメージがあったんだけど、久しぶりにいただいたら、ほどよく上品な感じで、全然、旨かったです。大阪土産これでも良いかも。

1/1めだか師匠、めっちゃちっさいな!

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