「正華」というメーカーをご存知でしょうか?
横浜中華街などの店舗に点心等を卸す裏方さんなので、派手に露出はしませんが、なかなかの実力派。
近年では自社小売店も出店して、じわじわと地元ファンの裾野を広げております。

堀割川沿いにある本社工場の軒先では、土曜日の午後に直売会を開催。
連日の酷暑もあり、夏の期間はさすがに客足が落ちるのでしょうけど、それでも次々とお客さんがやってきて、大量に購入していく光景です。
天神橋のヤオコーのすぐ近くだから、ついでに車で立ち寄ることをオススメしております。

焼売、海鮮焼売、叉焼です。
焼売は冷凍品ですが、中華街の名店に劣らぬ品物が気張らぬ価格で販売されているので、日々のおかずにピッタリなのよ。
昔ながらの真っ赤な叉焼は、やや薄めにスライスしたい噛み締め系。

大ぶりで肉っぽい焼売と、海老烏賊プリリな海鮮焼売、どちらも捨てがたいので、ここは両方買っておきましょう!
間違いないから! 私、太鼓判推すから!

麺もシコシコでおいしいので、毎回買ってきますよ。
夏季限定?の翡翠麺は高級冷やし中華用なんだろうね。
やはりお得値販売なのに、玉数相応のスープも好みのものをつけてくれるから、それだけで元がとれちゃいそうな気もします。
あえて、要望を言わせてもらえば、袋のシールにたった1行 ”茹で時間2分” と加えてほしい! そこが業務用!

そして看板の中華饅頭です。
中華街では正華製とは分からん形になってたりもするので、「これ、旨いなぁ」なんつって、知らないうちに口に入っているかもしれませんよ。

ほんのり甘くふわふわな皮が第一の魅力なので、あまり冷蔵庫に寝かせず、ナルハヤで蒸して食うのがオススメです。

横浜らしい、大ぶりなサイズ。
卸という性格上、あんまり個性は尖らせておりませんが、その分、食べ飽きないお味になっていて、おいしいです。
コスパも良いし、日々食べ続けるなら「正華」のおまんじゅうが一番。
秋になると、おいしいきのこまんも出てくるので、ぜひ覗いてみてね!
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